どんな研究会だったのか全く紹介しておりません(笑)
いっそのこと「育成する資質・能力 その1」とかにすれば良かったですかねえ。
今日も資質・能力の話なんですが
このブログなんか読んでないで、Facebookに行った方が良いですよ。
このブログを私がシェアしているリンクで議論が起こり
学び研FBのページにも飛び火しています。
上野行一先生もそれを見て
「えらく賑わっていますね!(中略)僕は資質とは生まれ持った「素質」が知識と経験によって後天的に育まれたものであり、それが現実の生の場(授業でも生活でも)で発揮される様を能力と考えています。「知識は能力となるとき貴い」という中野重治氏の言葉を基盤に資質と能力を考えています。」
とコメントを入れていただきました。
岩佐 まゆみ先生 「きっかけは梶岡先生からはじまったんですよー。こちらこそ考える機会をいただき、ありがとうございます。」とのこと。
どうやら私が原因だったようです。
黒木 健先生からは素晴らしい画像をアップしていただいています。
これまで資質・能力を一緒くたに書いてましたが、これで少しスッキリします。
(黒木先生ありがとう。)
◆あとは、昨日の階層の問題はやはり疑問が残ります。
授業を作る上のターゲットが各階層に存在していて、この図のように「能力」をターゲットにして授業を組めば、他の階層のターゲット(目標や共通事項)との整合性も含めた、全ての辻褄があっているところに授業があるという事になります。
(私にとっては)複雑怪奇な様相になって、何を軸に授業を組めばいいのか気が遠くなりそうです。
(私が分かっていないだけかもしれませんが)
もうこうなったら自分で授業なんて考えずに田中真二朗くんとか道越さんとかの「良い授業のコピー」をしてやる!(笑)
◆それともう一つ残る疑問は
大阪大会でも言いましたが「育成する資質・能力を明確にした授業」に登場する「育成する」という言葉の主語は教師です。明確にする主体も教師です。
こんなに定義もスッキリしない状態で、個々の教師が勝手がってに育成する能力を決めても良いものか。
他教科のように学習指導要領の中で事細かに「どういう力をつけるのか」が書いてあるわけでも無く、何十人もいる教室の生徒の資質を見取り、個人の考えで勝手に「これだ」と明確にした能力を育てるのだそうだ。(笑)
(こういう事じゃないのか?)
学び研大阪大会で私がぶつけたかったのはこの二つの疑問だったのです。