2016年08月25日

校内研日和(9)

これまでは、校内での全体研修会について紹介してきました。
今年度の研究方針の説明をして
アンケートを取って、その集約を共有して
公開授業をして、授業研をして・・・
という所まで来ました。
あとは、外部講師の先生の講話を聴いて
この日の研究会のまとめです。
締めくくりに際してこんな企画を用意しました。
仮説.JPG
本日のまとめとして参加された先生方全員にこれを書いてもらうことにしたのです。
実は校内研全体の計画に研究仮説は設定していません
(理由を書くとまた長くなるのですが、校内研における仮説はくせ者です。)
これは、職員一人一人に書いてもらうものです。
中身を読んでもらえればわかるようにこれを書けば
1、今日の研修会での学びの確認になる
2、それを生かして、「次にこうしよう」という目標になる
3、目指す生徒の姿が新しくなる
4、回収して一覧表にすれば全員で共有できる


強制的に研究主任が
「こういう風に取り組めば、こうなるからやってみ!!」
というのではなく、まだまだ職員の皆さんに下駄を預けたままにしています。

一つの方向を早々に打ち出して進めるのって何かに似ていませんか?

そうです。昭和の授業ともいわれている一斉授業です。
教師主導で生徒をひっぱるというアレです。

我々美術教師は、例えば鑑賞の時に生徒一人一人の作品解釈に耳を傾け
それぞれが違う意見であったとしても、それを許容して
多くの意見や発見を共有したり、組み合わせたりしながら授業を進めます。

これと一緒ですね。

うちの職員一人一人が違う仮説であっても、それを許容して共有化していきながら、みんなで方向性を作り上げていこうと考えているのです。




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2016年08月24日

校内研日和(8)

さて、この記事の日付は6月28日。
校内での全体研修会のことを書いていたと思います。
(平方根の授業ですね)
その授業のあとの授業研究会では(先生方も「学び合い」ということで)小グループによる話し合いの時間です。
ここで、二つの工夫があったことを記録しておきたいと思います。
まず一つ目。
CIMG7979.jpg

なにやら青いカードがあります。

CIMG8005.jpg
このチームには赤いカードが見えます。

これは、短時間で充実した話し合いができるように仕掛けたファシリテーションです。
授業のあとの話し合いが、これまでは「今日の授業で何か気づいたことはありますか」程度の印象を出し合う会だったのを変えてみたわけです。
今日の授業の中で見つけた、生徒の良い姿を発表したい班は青を出します。
疑問点があったり改良点に気づいた班は赤を出します。

今日の討議の柱は「どの色のカードを出すか」を話し合うことです。
・・・という風にやったわけです。
漠然と話し合うだけではないという訳です。
授業の中で生徒に学び合いが生まれるように工夫する校内研なのだから
教師の話し合いも同じだと考えた次第です。

司会をしている私も楽です。
話の流れの中で、生徒の姿を知りたい場面では青いカードの班を指名して発言をお願いすればいいし、授業の改良点が聞きたければ赤いカードの班を指名すればよいという訳です。
おかげで、非常にテンポ良く研究会を進めることができました。

二つ目
中学校の校内研で、壁があるとすればそれは「教科の壁」ではないでしょうか?
今回は「学び合い」という共通の目標があるのですが、そうでなければ自分の教科以外の授業研に参加することはあまりありません。
だから上の赤いカード青いカードを出していた班は、教科学年の混成グループです。
これにもう一つ、まじりっけなしのグループを作りました。
それは、今回の公開授業が数学だったので、数学教師ばっかりの班を作っておいたのです。
やはり、教科独自の目標や専門性がありますから、その視点も必要だろうということで、その班にはその方面で検討してもらい、発言してもらったという訳です。

この両方の工夫があってこその授業研だと考えたわけです。
posted by kazyhazy at 22:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 校内研 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月23日

校内研日和(7)

昨日の続きを書こうと思ったのですが・・・・
今日は保幼小中連携事業というのがありました。
これは、ウチの中学校区内にある保育園、幼稚園、小学校、中学校(本校)教師が集まって、共通のテーマで校内研をやろうという壮大な取り組みです。
(ちょっと大げさですが)
IMG_0336.jpg
本校が「学び合い」をやっていることは、すでにここに書きましたが、実は本校学区の2つの小学校も「学び合い」で校内研をやっていて、小中の取り組みに繋がるように園内研を進めてくださっているのです。
これはナカナカ良い取り組みです。
ウチの地域はナカナカ凄いです。

前回は6月に小学校の授業を見せてもらいました。
今回は2つの幼稚園の主任さんと中学校の研究主任(私です)が、それぞれ研究の指針を報告する番です。
いつもどおりiPadをプロジェクタにつないでキーノートでプレゼンしたのですが、パワポを見慣れている皆さんにとっては美しすぎるプレゼンに目を奪われたことでしょう(笑)
この報告で本校の取り組みのビジョンを説明したのですが
このブログにこれまで書いてきたようなことと同じです。
いやむしろ、このブログは遅々として進まないので、今日説明したことの半分以上、書けていないことだらけです。
IMG_0335.jpg
県教委さんから講話をいただきましたが、これが良かったんです。
次期指導要領の改訂の話に始まって
今我々がやっていることがどう生きるのか、分かり易く説明してくださりました。
特に
四六時中アクティブラーニングするわけにはいかないので、基礎や演習の授業とどう組み合わせるのかの話が良かった。
どうしても校内研となると
「学び合ってる授業」ばかりを目指してしまいますが、それを支えるものがどこに組み込まれるべきなのかを考えさせられました。
posted by kazyhazy at 20:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 校内研 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月22日

校内研日和(6)

このブログもお盆休みをいただいておりました。
ひとつ前の記事で怒涛の日々を紹介しましたので
田舎へ帰ったり温泉へ行ったりでした。
(その間いくつかの美術館に行き、いくつかの研究会に参加していたのですが、それに関してはカッツアイ!)

ボチボチ報告しております校内研の方を進めますね。
6/28に校内だけですが研究会を開催しました。
(外部講師と県教委さん居ましたが)

別の連載で登場していた数学のT君の公開授業です。
何度も相談に来ていただけあって良い授業でした。
平方根の計算という地味な内容なのに
「乗法はそのままカケれば良いのに、なぜ加法ではそのまま足してはいけないのか」というお題を生徒に出しました。
生徒たちは、ルートの足し算で「そのままの数字を足してはいけない」ことを証明しなくてはいけないことになった訳です。
root.JPG

あーでもない こーでもない
と各グループで話し合いが始まりました。
一応研究主任なので
「先生方!生徒のつぶやきが聞こえるところまで班に入ってください。」
というと、こんなことになってしまいました。
CIMG7884.jpg
生徒は40人ですが、教師は60人もいます。

去年までは公開授業を二つにする方法だったのですが
それでは、あとの話し合いが盛り上がらないので
無理やりひとつにしました。
そのためここは被服室
教師が全員入れるぐらい広くて
大きな机があるので生徒もグループ活動をしやすいという訳です。

おかげで授業後の話し合いもうまくいったのですが
そこにもいくつかの仕掛けがありました。
それに関しては次回。
posted by kazyhazy at 20:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 校内研 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月05日

校内研日和(5)

6月ぐらいからでしょうか
研究会当日の授業者である数学科のT教諭と授業の話をしだしたのは。

当ブログをお読みの方はご存じのとおり
初任者3人+αの授業を見たり、一緒に作ったりしていた時期です。
行列のできる教材研究(笑)・・・というのも大袈裟ですが
しょっちゅう誰かの授業の相談にのっていた記憶があります。

余談ですが、今日(8/5)も2学期に授業を公開してくれる先生(新登場N先生)から相談を受け、夏休みなのをいいことに2時間ぐらい授業のことを、あーでもないこーでもないと話し合いました。

さて授業の相談もしていましたが、合間を縫って私は研究会当日用レジュメを作っておりました。
当日資料.JPG
はっはっは、美術教育学会通信のデザインをちょっと真似して大きな四角形をいれています。

研究会当日の管理職の挨拶の中にも
「レジュメが洗練されたデザインになって・・・」という言葉が挟まれたぐらい皆さんには気に入ってもらえたようです。
研究会当日に県教委から見学に来られていた先生が居て、
「このレジュメは何のソフトで作っておられるのですか?」
と聞いてくるものだから
「ワードですよ」
と、答えると
「ええっ? ワードでこんなお洒落なのができるんですか?」
と驚かれる。
まるで、「ワードで作ればダサくなって当然」と言わんばかり。(笑)
(県教委さん、そんなこと言っていいの?)

まあ、確かにそうなんですけどね。

きれいに文書を作りたかったら、まあ普通はApple製品かAdobe製品を使うんですけどね。MS製品をデフォルトで使ったらダサくなりますよね。
その大きな原因をお教えしましょう。それはフォントなんです
Apple製品だったらヒラギノゴシックなどのフォント
Adobe製品だったら小塚ゴシックなどのフォントが使われていて、これが綺麗なんです。
つまりMSゴシック等のフォントに問題があるんですね。
「全部ゴシック体なんだから、ほとんど一緒だろ」
と思うかもしれませんが原因の半分以上はここだとにらんでいます。

ちなみに私のワードは、起動したときに別のフォントがデフォルトで使用されるようにオプション変更をしてあります。
ちなみにこのレジュメはメイリオというゴシックフォントを多用しています。
posted by kazyhazy at 20:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 校内研 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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