2007年11月13日

ファシリテーション

<色:#006600><色:#ff6600>ファシリテーションという言葉をご存じでしょうか?なぁんて書く方が失礼でしょうか。

人前でこのような質問をするとき、今まではみなさん全く知らないという反応である場合が多かったのですが、教育関係者の中にもファシリテーションについて語れる方に時々出会うようになってきました。

「促進させる」というような意味合いの言葉で、ワークショップや会議の場でこのスキルを使って議論を最適化できる人のことをファシリテータと呼びます。

このファシリテーションもビジネス書の中で数年前に出会って、注目していたのですが、色々調べてみると知らない間に浸透している部分も見えてきます。

ファシリテーションという言葉自体を使わないだけで、このスキルを使って学校経営改善を促進させようとしている大学の先生を知っています。何か自分の学説やメソッドを学校に押しつけるのではなく、スキルだけで議論に参加し、その議論を活性化し、問題点を学校職員が自ら浮き彫りにし、自分たちで解決案を練ることができるように導くのです。

授業の方法論の中にも徐々に浸透しています。教師が答えを教え込むのではなく、生徒自信の自主的な学びを促進させるような授業論には、たいていファシリテーションの精神が組み込まれています。

また、我々が受ける研修(特に中央研修に顕著)の中にも組み込まれています。

解けない問題を解ける形にして議論の場に提示し、袋小路にはまったり堂々巡りをしたりしないようプロセスを管理し、目的を明確にしてチームワークを最大限に引き出すスキル。

(短い文章にはなかなか書ききれませんね。つづきはまた今度)


posted by kazyhazy at 17:56| Comment(0) | TrackBack(1) | ファシリテーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月12日

P-D-C-Aの行方

<色:#006600>昨日のカキコでビジネス書にはまっていることに触れました。PDCAマネジメント、プロセスマッピング、マトリクス、ファシリテーション・・・・教育現場で有効なのにまだまだ普及していない要素が宝の山のように感じられます。

今でこそ随分と知られるようになったPDCAですが、こんな実話があります。

指導主事時代に研修会を企画して、参加者に指名したのは各校から研究主任クラスの先生方。小さなカードに校内研究の業務内容を1年分記入してもらいます。
4月、5月、6月・・・・3月という枠が書かれた大きな紙を用意して、そこにカードを貼り付けていくとほぼ全ての月にまんべんなく業務が埋まります。

そこで新しい紙を広げます。その大きな紙は4分割する線が描かれていてPDCAに分類するようになっています。
先ほどのカードをはがしてきて、今度は業務内容をP(プラン)D(実行)C(チェック)A(改善)の4つに分類して貼ってもらいました。

すると、実際に左の図のようになったのですが、いかに学校現場は「実行」に偏っているかがわかります。プランニングも4月の忙しい時期にじっくりと練ることができない。実行した後の検証も甘く、改善もなかなか進まない事が視覚化されてしまいました。

検証や改善の内容が次のプランニングを生むわけですから、どこかで良いローテーションに切り替えたいものです。

PDCAの4つとも大事なんですがねえ。なかなか実情は厳しいようです。
posted by kazyhazy at 20:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ファシリテーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月11日

ビジネス書にはまる

<色:#006600>指導主事時代の私の仕事の大きな部分を占めていたのが学校経営改善でした。
 教育フォーラムなどで基調提案を行うような全国的も有名な、その道のプロである鳴門教育大学の佐古教授と市内の学校を訪問し、校内研究に参加し、共にどう研究すればよいかどう改善すればよいかを話し合いました。

経営というつながりからか、教職員研修のプランニングに必要だったからか、いつしかビジネス書を時々買うようになりました。ワークショップが生まれた経緯や概念、効果的な活用など共通する部分も多く、有名なPDCAサイクルの適用も参考になります。

何か指摘を受けるたびに「営利企業の理屈で、教育現場は量れない」という言い訳をよく聞きますが、学校側の勉強不足は否めません。PDCAどころか企画の立て方、会議の仕方、組織の動かし方など、社会人の初歩でさえ全然できていないことがわかります。{困った}

今読んでいる本の中に「会議がうまくいかない原因」が列挙されているページがあって、改善すべきポイントを絞れるようになっています。

しかし、ポイントなんて絞る必要はありませんでした。

学校の通常の職員会議は「会議がうまくいかない原因」の各項目すべてに当てはまってしまっているからです。{落ち込み}
posted by kazyhazy at 18:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ファシリテーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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