2007年12月02日

ファシリテーション6

<色:#006600>一週間前のここの記事で、アーカイビング研究会のことを書きました。

じつはその日の夜に懇親会にも参加させていただいたのですが、すごいメンバーの中で、ひとり勉強不足を恥じておりました。(泣)
宴会場から駅へ、岡山大学の赤木里香子先生と歩きながら話をさせていただいたのですが…
以前に学会で出会った時に赤木先生は、鑑賞教育をひとくくりにせず、タイプ別に分類して研究された内容を発表されておられました。

それは、その学会で(恐れ多くも)コーディネータをさせてもらっていた私の進行にも合致していたので非常に印象に残っておりました。

駅まで歩きながら
赤:「ああゆう分析方法は、美術教育以外からヒントを得ることが多いのです。」
梶:「マトリクス分析のことですね。そう言われれば一般では基本的ですよね。」
な〜んて、わかったようなことを語って(騙って?)いたのです。

そういえば、私が興味をもっているファシリテーションでも、入門書の初級のページに、当たり前のようにマトリクス分析が出てきます。

そこで!!こんなブログをご紹介いたします。

美術教育とファシリテーションを研究の中心に据えておられる小崎先生のブログは、私にとってストライクど真ん中です。!


posted by kazyhazy at 12:32| Comment(1) | TrackBack(1) | ファシリテーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月18日

ファシリテーション5

<色:#006600>先週の金八先生で
和田中学校では実際に自殺抑止のための授業をこういう風にやっている…」
みたいな台詞がチラッと聞こえてきて(ドラマを全部見たわけではない)こう思った。
和田中学校と言えば、アレじゃん。よのなか科やんか」

すこし以前に、中学受験を目指す6年生が登場するドラマがあって、その6年生達が中学校に見学に行った後の感想で
「今の中学校はよのなか科なんてものがあるんやなぁ」
みたいな台詞がチラッと聞こえてきて(ドラマを全部見たわけではない)こう思った。
よのなか科と言えば、アレじゃん。和田中やんか」

なぜかドラマの中にチラッとだけさりげなく登場することが多い杉並区立和田中学校ですが、よのなか科と言えばやはり和田中学校長 藤原和博氏。彼の著書の中には「追加教育」という言葉が良く登場します。

このブログの昨日の記事にも書きましたが、これまで学校には課題の原因や方策を追求するまでもなく、研究テーマが勝手に降ってきて、しかもすぐに成果をでっち上げないといけない状況が続いています。


藤原氏の著書の中にも違った角度からではありますが、同様の指摘があり、「場当たり的な追加教育」が教師事務を増やすことや、予算も人員も増やさないのに「ニートが増えたと言ってはキャリア教育を」「思いやりが足りないと言っては福祉ボランティアを」…etc(その他多数)
と言う風に現場に下ろし続けてきたことに言及しています。

−参考文献−
日経BP社 発行  
藤原和博 著「校長先生になろう!」 より
posted by kazyhazy at 21:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ファシリテーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月17日

ファシリテーション4

<色:#006600>課題解決のためのプロセスは2周してこそ真価を発揮する…というのがここ数日の話題です。

<色:#660000>ではなぜ実際の学校で2周しないのでしょうか。

2周する課題解決のプロセスを知らないから…という原因も考えられますが、知っていたら必ず2周させるでしょうか?(いや、しない。反語ですね。)

もちろん先進的な学校や研究熱心な学校は、研究内容や紀要を見ても、その辺はバッチリ。3年間の指定なんか受けた場合は、これくらいやってもらわな困るわけですが、そう言うのではなくて普通の学校…というか普段の学校生活自体が毎日課題解決な訳ですから、小さいサイクルでも2周するシーンがもっと登場しても良いのではないでしょうか。

はっきり言って、めんどくさいから…、忙しすぎるから…というのがきっと原因でしょうね。

1周目のように、自ら課題を探り、問題点を抽出したり原因を究明したりしなくても、限界以上の量の課題や社会的ニーズは外から降ってきます

情報教育をせよ。食育をせよ。生命の教育をせよ。学力を上げよ。読書力をつけよ。国際感覚をつけよ。環境問題を意識づけよ…etc。

とりあえず全部こなさないといけない現場は、手っ取り早い仮説や取り組みやすい実践でお茶を濁さないとやっていけない。

そうこうしてアリバイ作りのような(絶対2周しないような)研究や実践が山盛り積み上がっているという学校が多いのではないでしょうか?
(ウチの学校がバッチリそうです{落ち込み})
posted by kazyhazy at 18:44| Comment(0) | TrackBack(0) | ファシリテーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月16日

ファシリテーション3

<色:#006600>課題解決のためのプロセスは2周してこそ真価を発揮する…というのが昨日の話題でした。

最近結果や考察が公開された全国一斉学力調査も、実施に関してはこのシークエンスの範疇で解釈することができます。1周目として当然踏んでおかないといけないステップです。

文科省にもファシリテータがいるんでしょうね。中央研修に行かれた方の話を聞いていると、研修内容の進行にファシリテーションの手法が使われています。

だいたい「自ら主体的に学び…」という学力観も、現場教師にファシリテータになれ!と言っているようなもの。実際に企業でも、ファシリテータはたいてい部外者で、課題に対する答えを全く知らないのに、ファシリテータを起用することによって社員の議論が次々と答えを生み出していくようになったそうです。

そう言う授業を教科や、特に総合あたりに求めていたんでしょうね。きっと(想像)
posted by kazyhazy at 20:48| Comment(0) | TrackBack(0) | ファシリテーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月15日

ファシリテーション2

<色:#006600>ファシリテーション、知ってみると教科の授業や校内研究、職員組織や会議などに応用できることだらけでワクワクします。

(自分が一人だけ知っていても学校全体がすぐに大きく変わるなんて事はありえないのが残念ですが)

ファシリテータが知っておくべき問題解決プロセスの一つを紹介します。学校行事の改善だろうと校内研究だろうと、研究を進めて問題を解決する時に役に立つ知識だと思うのですが、研究というのは2周するものなのだそうです。
(これだけでは意味がわかりませんねえ)

これは、KJ法で有名な川喜田二郎氏(KJは彼のイニシャルでしょうか)の発想法にも同様のものが登場する、昔から有名な研究メソッドでもあります。

学校関係者にわかりやすい例を使って研究を2周してみます。
例えば校内研究のテーマを「学力向上」とした学校があったとします。
<色:#ff6600>■1周目
生徒にアンケートを採る、意図的な学力テストをする・・・などの研究をすることにより、実態を把握し、問題点を絞り、原因を探ります。こういう点が課題で原因を取り除くには、こういう方法をとれば良いのではないか…という仮説を生み出すことで一旦研究は収束をみます。
■2周目
仮説に沿って様々なアプローチをするのが2周目です。原因に対して、こうすればうまくいった…とか、あまり改善が見られなかった…などの情報を整理していく研究で、ノウハウが蓄積されたり、その学校に有効なスタイルが生み出されてきたりします。これを成果として1年間の研究を完了します。

ほうら 2周だったでしょ?
拡散と収束が2回登場するところがミソですね。

こういう知識もファシリテータのスキルの中のほんの1部なのですが、これだけでも学校や組織を促進させる技を秘めているとは思いませんか?
posted by kazyhazy at 19:57| Comment(0) | TrackBack(0) | ファシリテーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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