2011年10月25日

今日は陶芸体験

東海道を西に向かうと、京都に着く前に「瀬田の唐橋」というのが有名ですよね。
そこの伝統工芸に「唐橋焼き」という陶芸があるのです。
2011seta_area.jpg
瀬田には他にも埋蔵文化財センターや、「学び研」の会場となった県立美術館もあり、今日は1年生の地域学習の日として、瀬田にまつわる様々な文化体験をしました。

中学1年生三百数十名が、丸々一日を掛けて文化体験をします。
図工美術の日が近いこともあり、まるでそのために行っている行事のようです。
(私自身はそのつもりです)
陶芸体験は、材料費などがかかるにも関わらず、様々な体験の中で最も希望者が多く、学年の半数近くが第一希望にあげていましたが、スペースの関係などで73名に絞らざるを得ませんでした。

美術館に連れて行くコースもあり、それも担当したかったのですが、美術館の方には平田学芸員をはじめとするスタッフの指導を受けられるので他教科の教師による引率でも可能と言うことで、今日は陶芸体験の担当をしました。

美術館の方も写真をもらって、後日アップしますね。
posted by kazyhazy at 21:44| Comment(1) | TrackBack(0) | 学校行事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月19日

旗のキーワード

<色:#006600>もう数点、生徒達のがんばりを見てやってください。
ずっと学級旗を続けておられる学校から見ると
<色:#ff6600>「普通じゃ〜ん」
ということになってしまうのかも知れませんが、
本校は始まったばかり。

最高学年の3年生は過去にお手本がないにも関わらず
次の世代の手本となるよう力作が期待されます。

それを実現するために
1,テーマ(画風に関わる部分)
2,表現方法(技法に関わる部分)

に分けて代表者に話をしてあります。

■テーマに関わる部分では・・・・・
それにふさわしい「動物」に、応援する気持ちや、体育大会でのがんばりを託す事ができる・・・と話しました。
共通のテーマというよりは「ヒント」程度の投げかけばかりですが、
授業で学習した「北斎」を例に、和風柄が良い効果をもたらすこともあげました。

■表現方法に関わる部分では授業とリンクさせて
1年生は習ったばかりのグラデーションを駆使すること
2年生はそれに加えて習ったばかりのモダンテクニックを駆使すること
3年生は指定はしないが、これまで習った技法を効果的に取り入れること。
・・・としました。

特に1年生は「がんばりどころ」や「工夫のしどころ」がわかりにくいと思うのですが
どこかにグラデーションを入れなければいけない・・・という指定が、
・画面構成を考え直すきっかけになったり
・色彩面での広がりや深まりにつながっていたようです。
posted by kazyhazy at 11:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 学校行事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月18日

3年目の旗に

<色:#006600>文化祭、体育大会も近づき、制作物も仕上がってきました。
本校に赴任してきた年に、同時に入学してきた生徒達も3年生になりました。

その生徒達が作り上げた学級旗が仕上がってくると
なんか「感無量」・・・・という感じですね。

彼らが入学してきた年である1年生の頃、
本校の文化祭は制作物なし・・・学年裁量で可能なら劇または合唱のどちらか・・・という状態。
合唱でさえも全校で出揃うことがありませんでしたので
今年のように全校全クラスの学級旗が出揃うなんて夢物語でした。

昨今の授業時数確保の波に文化面は風前の灯火でした。

なんとか昨年から学級旗の制作を生徒会主導で、
全校体制で取り組むようにしていただき、
学年教師の裁量」という「どうころぶかわからない」状態を脱したところで
隣に座っていた生徒会担当に
<色:#ff6600>「来年は自分がやるし」と宣言して
生徒会から委託を受けた美術科・・・という立場で取り組みました。

費用や日程、文化祭実行委員などの部分は生徒会。
旗の学年ごとの目標やテーマ、技法や技術指導を美術科で・・・と分担を決めました。

昨年度は、まだ1年目だったこともあり
生徒の側に歴史も伝統もノウハウもなく
どうしてもアンパンマンやドラえもん系の旗があったり
たとえ3年生であっても十分に実力が発揮できていませんでした。

去年は、まず自分のクラスの旗を先頭切ってテコ入れして、
それを見て追随するクラスが生まれ・・・
その力作を今度は今年の最初の係会で見せて、
そのレベルをスタンダードとしてスタートさせました。

学級旗の歴史が始まってまだ2年目
ここまで成長してくれた3年生生徒に拍手です。

来年はこの3年生の旗を
2年生、1年生が目指して切磋するようになれば、それが
「歴史と伝統が生まれる瞬間」ってヤツじゃないですかね。
posted by kazyhazy at 00:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 学校行事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月27日

授業の外で授業が生きる-2


<色:#006600>久しぶりにここへやって来たらビックリ。
え〜!こんなに更新をさぼっていたのかぁ

…というわけで、ごぶさたです。
学期末処理や3年生の体験入学関係で手を取られていたらしい。
1学期中に書こうと思っていた記事が残っていました。
(写真は1学期中のものです)

文化祭などの行事は生徒会が担当しているのですが、
(体育大会が体育科の先生主導で動くのと同様に)
<色:#ff6600>「学級旗は美術科がやるぜ」(少年誌風)
と、去年から宣言しておいた。
…というわけで、今年度は生徒会担当でもないのに私が仕切っている。
生徒会の担当者は材料費の工面やスケジュールなどに集中してもらって
方針やテーマや実技の方の仕事をごっそりいただいてしまった。
(自分の首を絞めてるなあ)

実は、美術の授業の進度に合わせて
各学年に課題を与えているのである。

<色:#660000>1年生だったら習ったばかりのグラデーションをどこかに使うこと!
2年生は、それに加えてモダンテクニックを使うこと!
3年生は、過去に習った全ての技法から適切なものを自分たちで選択すること!
さらに、鑑賞で学んだ北斎を初めとする日本美術を取り入れることが望ましい!などなど。

授業で学んだことが他で生きるように仕組むということの大事さを味わっているところです。
posted by kazyhazy at 22:46| Comment(1) | TrackBack(0) | 学校行事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月09日

授業の外で授業が生きる-1

<色:#006600>学級旗の作成が始まっています。
本校に赴任した年は、このような活動の全くない学校だったので
非常に違和感を感じていて、そのことを訴えていたのですが
多くの教師の理解と協力を得て、ここまで来れたことに感謝です。
今、放課後の美術室は凄い熱気です。
posted by kazyhazy at 21:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 学校行事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
にほんブログ村 教育ブログ 図工・美術科教育へ
にほんブログ村