2017年02月01日

美術による学び研究会in大阪

みなさん2月になりました。
ちょっとご報告なんですが、1月のアクセス平均を出しました。
年末に半年間の平均を出して238だったと思うのですが、1月は一日平均460アクセスでした。
どういう風の吹き回しなのか倍増です
「田中真二朗効果!」と呼んでも良いですかね田中先生(笑)
アクセスが多いと、超昔の記事にもアクセスがあるのが困りもの。
そういうのはもう読まなくても良いです(汗)

さて2月と言えばいよいよ「学び研in大阪」です。
私も会員なので宣伝しておきます。(参加もします)
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以前に私が事務局をさせていただいて滋賀で開催して以来、久々の関西ですね。
学び研が全国を回るようになった最初の会場は北海道だったと思うのですが、学び研誕生の瞬間その場に居たのを覚えています。
あれは東京は虎ノ門、文科省のビルで行われた「鑑賞教育フォーラム」の懇親会の二次会でのことでした。
「鑑賞教育フォーラム」に参加しているのは「対話による鑑賞」を勉強したい人ばかり。昭和の「教える授業」ではなく「生徒主体の学び」を目指すメンバーが全国から集まっているわけです。
そんなメンバーが集まっていて盛り上がらない訳がない!
「この熱気が地元にも来てほしい」と北海道の先生が提案し、あっさり第一回の開催が決まったのでした。
それ以降「学び研」の開催地は立候補で決まります。
(大阪が立候補した瞬間にもその場に居ました)
「やりたい」という熱意のある所に来るわけですね。
これはなかなか新鮮でした。
「あっ全国大会って、勝手に開催しても良いんだ!」
なんてことに気づいちゃいました(笑)
(その精神は、次々と全国で開催していったQ&Aに引き継がれました。)

ご存じない方のために宣伝しておくと、
このように目的意識があって開催される素晴らしい研究会なので、ぜひ参加してほしいということなのです。
(ノルマのように当番が回ってきて開催される定番的な大会とはチョット違うはずです。)
それと、このブログで紹介してきた「ある研修方法」が使われる予定です。参加されたら気づくと思いますよ(笑)


posted by kazyhazy at 22:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 研究団体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月20日

アニューCONCENT Cafe にて

AeNewの「CONCENT Cafe」に行ってきました・・・って書くと
知らない人にとっては横文字ばかりで、どこへ行ったのかわからないですよね(笑)

AeNew(アニュー)というのは、関西の若手を中心とした自主的な美術教育の研究団体です。採用が少なかった時期があったため中堅が不足している美術教育界の将来を考えて、若手同士の横のつながりを今のうちから作ろうということで数年前に発足しました。
そのため、当初は若手限定の組織だったのですが中心メンバーの年齢も上がり、実績も積んできたので年齢制限が解除されたようです。
色々なタイプの活動があるなかで、気軽にお茶会をするように美術教育について語り合う会を「CONCENT Cafe」と呼んでいるらしいです。

2か月ほど前に運営の中心になっている堺市の伊藤先生から「CONCENT Cafe」で話をしてほしいという依頼をいただいていたので出かけてきたという訳です。

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こういう細かいところがお洒落なのもアニューの特徴ですね。気が利いています

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二十数名の参加者ということで、良い感じの人数です。あまり多いと講演会みたいにレクチャ方式になってしまうのでこれくらいの規模が好みです。
中央になんか見た顔の人が居ます。この先生はモザイクもいらんだろうと勝手に判断しました(笑)
このS先生は研修を受ける必要がないぐらいの中堅ですが、「絶対よい勉強になるし行った方が良いで」と若い先生を連れてきてくれたそうです。ありがたい話です。

今回は「若手向きの話を」ということだったので「自分の研究発表」という感じではなく、普段初任者のYさんに話していることを整理して「題材づくりのポイント」がわかる研修プランを考えました。
特に「表現」の題材作りは、考えておかないと授業自体が成立しないところが多岐にわたってあったり、陥りやすい落とし穴もたくさんあるので、そこに絞った研修会にすることにしました。

どういう内容を話そうか・・・と考える前に、どういう研修会を目指そうかとプランニングするあたりが私らしくて「いじらしい」でしょ?(笑)

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・・・・というわけで4,5人の小グループを作っておいてねと代表の伊藤先生に頼んでおいて、さらに各グループに一人以上が授業の作品を持ってくるようにお願いしました。
あっここにも見た顔が・・・。平日が代休になったからといってウチの学校で丸一日過ごしたK崎先生ではないですか。この人ももうモザイクいらないですよね(独断)

やはり「表現」領域で題材を作るのは長い道のりのようです。だから「題材とは」「構想とは」「主題とは」「技能とは」という感じでキーワードで区切って、私が少し話をしたら、そのたびにそれについてグループで作品を前に協議するという形をとりました。
それぞれのキーワードは互いに関連しあいながら因果関係にあるのでなかなか複雑です。
それを判るようにするのが本日の私のミッションです。

結局「ストンと腑に落ちた」と言ってくださる方も多く、まずまずだったのはないでしょうか?
どんな話をしたのかは、またいつかこのブログで報告することがあるかもしれません。

研修会後の懇親会では、なぜか中堅の先生方から色々と相談を持ち掛けられました。みなさん苦労の多い年代になってきたんでしょうかね。

若手の先生から具体的にこの授業のここをどうしたらいいかという質問もあり、その後その先生にもスッキリして帰っていただきました。

目からウロコを落とすのは、けっこう得意なんです。
それは自分が過去にボロボロと大量にウロコを落としてもらってきたからなんですけどね。
posted by kazyhazy at 00:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 研究団体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月25日

中美連しが役員会(秋)

今日は役員会なので出張です。
同じ学校だけどKくんも役員なので二人とも同じ所へ出張です。
授業研も兼ねている役員会なので
「他校の授業を見るチャンスやで!」新人Yさんに言っておいたら
管理職に頼んだようで、彼女も行けることになり
美術科がそろって3人出かけることになりました。

見せてもらう授業は教科書に載ってるシャガールの作品鑑賞でした。
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役員がずらっと見学する中での研究授業でした。
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授業者なりの考えがあってスクリーンを使ってスタートしたのですが、これが意外に小さかったようです。バラバラと各自が教科書を見るのではなく、全員で一つの画面を見ながら語り合いたかったらしいのですが、詳細が見えるのは最前列のみという事態に陥ってしまいました。
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後ろの方の席の子たちは「置いてきぼり」感がただよっていました。

これには新人といえどYさんはチョット首をひねっている様子。
対話もなく個々人がプリントに感想を書くような授業だったので授業後の研究会でも、授業者は参観者から色々なアドバイスをもらうこととなりました。
情報機器をうまく活用でき、指導力のある先生だったので、きっとこれを機会に一皮むけてくれるんじゃないかと期待できます。
コツのようなものを知らなかっただけなんじゃないかと予想します。

先日、6年目のK君が鑑賞の授業をしていたので(空き時間だったので)勝手に教室に入って参観した日のことを思い出しました。
彼の授業は「阿修羅像」の鑑賞だったのですが、生徒との対話で授業が進み、全員がそれを共有しながら解釈が前に進み、時には笑いのある楽しい時間であり、生徒同士の意見交流も起こる授業だったので、参加してて非常に楽しい時間を過ごすことができました。

KくんもYさんも、うるさい梶岡と同じ学校になったせいで鍛えられたようで、かなり良い授業ができるようになってくれているようです。
他の学校の授業を見て、そんなことを思うのも失礼な話なんですが。
posted by kazyhazy at 21:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 研究団体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月27日

中美連滋賀の通常

本日は土曜日ですが、召集がかかる。
これも中美連滋賀の役員の通常です。(笑)
ブラック企業ではないし、
私自身これを苦痛と考えていないので大丈夫です。
今日は二本の指導案検討です。

秋の拡大役員会では、会議だけでなくミニ授業研もやるので
その授業者の指導案を話し合います。

冬には研究大会があるので、
その授業者の指導案も話し合います。
IMG_0338.jpg
この時期にこういう検討会をするのも中美連滋賀の、通常の例年です。
授業者に、授業をお願いするだけでなく、がっつり寄り添う。
後進を育てる機会を一回でも増やす。
どうしても教師本位になりがちな授業を、生徒の学び主体の授業へ変える。
そして、そういう授業ができる教師を一人ずつでも増やす

こういうスタンスでやっているのが中美連滋賀の通常。
研究部長の堤君が同じ感覚でいてくれるので助かります。
(私も含め)自分たちが過去の反省の上に立って、今の授業へと変わってきたという経緯があるので、二人とも同じスタンスで「ここはダメ」とか「こういう風にしよう」という提案ができます。
秋の授業者は「鑑賞」、冬の授業者は「表現」なのですが
鑑賞であろうが表現であろうが意見をたがえることなくアドバイスできます。

秋の授業研で堤君は、今年度3度目の基調提案をします。
(春と夏に研究主題と方針を提案してくれています)
冬の研究大会では、4度目の基調提案をします。

普通は年度当初だけだろうと思われるかもしれませんが
毎回とも全職員が勢ぞろいする訳ではないし
一回で浸透するとも思えないので年に4回もするのは
私が研究部長をしていたころからの
中美連滋賀の通常です。



posted by kazyhazy at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 研究団体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月06日

怒濤の1月が始まった(1)

遅ればせながら
明けましておめでとうございまする
随分と間隔が開いてしまいました。

「学力」の話の続きはまた後日書きます。

とうとう怒濤の1月が始まってしまいました。
進路主任をしているのでただでさえ忙しいのですが
それ以上に美術関連が多い月でもあるのです。

1月5日(土)は東京に居ました。
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明治学院大学:新井教授の研究協力者として実践を提供したり、発表された実践内容の協議をしたり・・・という集まりがあったのです。
滋賀からは7名のメンバーが参加しました。なかなかの人数が一気に上京したわけです。
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明治学院大学は、もう1月ですがクリスマスの余韻が残っていました。

 
posted by kazyhazy at 20:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 研究団体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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