2016年07月03日

私を初任者だと思って(2)

美術教師は3人だと書きましたからもう一人います。
6年目の好青年 K君です

昨年転勤してきて本校二年目。その時の私は3年進路担当でバタバタしており、まあ彼も前任校での経験あるし、ということで授業は任せっきりでした
201201.jpg
昨年度の中美連滋賀の秋の授業公開にK君が抜擢されて、夏ごろから授業の相談に乗るようになりました。
秋にやろうと思っている授業を聞き、まずは一緒に題材を決めました。そして、彼なりに授業の進め方を計画したり、プリントを作り始めたりしていたようです。考えたことや調べたことを逐一持ってきて相談してくれるので、そのたびに少し手を加えて・・・・

1、生徒たちが「作りたい」と思えること。作りたいものを生徒自身の頭でイメージできるように、言語化できるように授業構造を変えてもらいました。
2、その作りたいイメージを実現するために、教師が手順を手際よく教えるのではなく、生徒たちが試行錯誤できる余地のある授業構造に変えてもらいました。


・・・「変えてもらいました」という穏当な言葉を使いましたが、K君にとっては天地がひっくり返るような変更だったようです。
そのころは5日間ぐらい詰めて授業の相談をしていたのですが、計画がだいたいできた時に「目からウロコガ5枚ぐらい落ちまくりました」(本人談)と言っていたので、一日一枚の計算になります。(そこかい!www)

公開授業に来てくださった先生方にも好評で中美連滋賀の公開授業の中でも、現在の研究部長が成功例として今でも話題に挙げてくれています。

さて、この4月になって、毎日初任者Yさんの授業に手をかける日々が始った頃、おずおずと好青年K君が私の席にやってきて・・・・
「僕のことも初任者だと思って、ゼロから教えてください」
・・・と言ってきました。

ああ、やっと・・・
タイトルの意味が分かる文章になった。(そこかい!www)

つづく



posted by kazyhazy at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私を初任者だと思って(1)

あらら
しばらくほっといたせいか
上のアクセスカウンタが死んでますね。
もうどうやって設定したのか思い出せません。確かネット上で探して埋め込んだ記憶はあるのですが・・・

さて、本校は生徒数1000人ほどの学校なのですが、そこに美術教師3人は多いと思われるかもしれません。
houjitu2.jpg
前回紹介したように校務分掌がテンコ盛りですから、私の授業数が極端に少ないのです。
今年は本校へ初任者が3人入ってきました。紹介した新任美術教師のYさんだけでなく、技術と理科の新採さんもいるので、彼らへの研修計画を考えると(例年の担当者なら)授業ゼロでやっている仕事です。

しかし美術の新採さんがいるということは、授業を見せるのも仕事になるので3時間だけ3年生の授業を持っています。(さらに校内の研究主任までやっているのは予定外にシンドイですが)

新任美術教師のYさんとは彼女が講師時代に面識がありました。向こうも私を知っていたので4月の初日に「梶岡先生の学校で初任だなんて、大変光栄です!」という挨拶をしてきた時はフニャフニャになってしまいそうでしたが(嘘です)講師経験があるというのは考え物です

久々にこの言葉を使いますが、世の中には「美術の授業モドキ」というのが蔓延していて、非常に誤解されやすい教科とも言えます。
(このブログでさえ初期のころに紹介している授業なんて黒歴史です 汗)
案の定、講師時代の授業内容を聞くと色々と誤解があるようです。授業デザインを子ども中心にシフトするには、根本的な大転換が必要かもしれません。(かつて自分がそうだったように・・・・)

講師時代をリセットして、経験ゼロの初任者として頑張ることを彼女も望んでくれているので、それを応援できればと思っています。中学校美術Q&Aで遠くに一泊で広めることと比べれば、なんと!毎日同じ学校にいるわけですから、充実しまくった研修の一年にしたいです。
posted by kazyhazy at 02:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月09日

美術部の顧問(9)校内広報

本校の美術部の活動内容を情報共有しようかな? という思いつき第9弾です。
(決して「素晴らしい運営だから真似しなさい」っていうのではありませんよ)
FBでも「美術部の約束」をアップしてくださっている方が居て、こういうのを共有するのって良いねえと言う話題が出ていました、本校の約束事に関しては、このブログで全面的に赤裸々に、現在9回も連載して根こそぎ紹介しているので、色々と交流したいと思っています。

今回は美術部の広報部門の紹介です。
IMG_1642.jpg
美術部と言えば、生徒はもちろん他教科の先生まで「マンガとか描いてるんやろ」「俺たち運動部に比べたら楽ちんだろ」なんて言われることもしばしば。

まあ、そういう時代も確かにあったんだけど、今の本校は全く違うのだから誤解されているのは可哀想です。あんなに素晴らしい活動をしているんだから。

というわけで「美術部新聞」が校内のあちこちにたくさん掲示されています。部員の中のパソコンお得意メンバーで広報スタッフを作って、展覧会に出品したり、美術館に行ったり、他校美術部と交流したりなどの節目に新聞を作って校内の啓発にいそしんでいます。

こんな事にまで手を出してるんですよ。
美術部の顧問という仕事、なかなか手強いです。
あなどれません(笑)

 



posted by kazyhazy at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月27日

Q&A神奈川メモ(2)

1日目の発表者は森元勇気先生(神奈川) 鷹野晃先生(山梨) 濱脇みどり先生(東京) 加茂千景先生(静岡) 岩崎知美先生(神奈川) 田中 晃先生(埼玉) 講演は天形健先生(福島)という相変わらずの凄い面々。
私のこの日のメモの一行目には「なぜその色にしたのか?」と書いてあります。
何人かの先生からは直接この言葉が出ましたし
そうでない先生方の発表の時にも、共通する思いを感じました。
kanagawa_6.jpg
生徒が色を選択して、友だちが「どうしてその色にしたの?」と尋ね、本人は理由を考える・・・・・・・・・・。
いいですねえ。
「派手な作品を作った」と実践報告されるより、よほどインパクトがありました。

対象を「感じ取る力」であり「色彩などがもたらす感情を理解」することであり「言語活動」であります。
「なぜ」と問われて「なぜだろう」と自分自身に問い返す活動のなんと素晴らしきことよ。

他の先生の発表にあった北川民治氏の言葉
絵を描くときに行われる 整頓という行為を通して、真に自由な精神を獲得する
にも通じるんじゃないかなあ・・・なんて、勝手に関連づけていました。

相手や目的を想定した作品を制作する授業の発表がありましたが、
これも、友だちから「どうして」と尋ねられるのと同様に、生徒は色々と考え、試行錯誤します。
講話の中にあった「数学的思考力に匹敵する」学習の糸口を感じたのですが間違って解釈してませんでしょうか?

kanagawa_7.jpg
さっそく明日生徒が「なぜこの色を選んだの?」と尋ねるような活動をやる予定です。
改善策があります(笑)

  
posted by kazyhazy at 01:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月29日

願いは叶う

これまでの記事にも
なかなか厳しい環境で授業をしている
ということを書いてきました。
■照明がすくない
■水道の蛇口が4つしかない
■美術室なのに教室側面に掲示板がない・・・などなど。

照明が少ない・・・から、照度を確保するために全面を窓にする・・・から掲示板がない、という悪循環だったのです。「こんなんアカン」と言い続けて、管理職にうるさがられてきましたが、このたび美術室にだけ照明が追加されました。
IMG_1931.jpg
蛍光灯が二列しかなかったという元の状況を知らなければ、「なんだ普通じゃん」と言うことになるのですが、中央の蛍光灯はかつて無かったのです。

照度が確保されて、エアコンもついたので、もう無駄に多い窓をつぶしても良いだろう、ひっひっひ。なんて次のことを考えています。ひろーい掲示板にしてやる!!倍返しだ。(意味不明)

  
posted by kazyhazy at 19:16| Comment(3) | TrackBack(0) | 美術教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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