2016年11月24日

自分の授業はどうなってるのかと言うと (7)

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今日紹介するのは特異体質というか特殊な能力を持った人たちですね。
天井やドアを通り抜ける力や、伸びる腕(これはワンピースの影響ですね)、ドアに貼り付く能力などです。

 天井の足と、ドアに貼り付くトリックは、すでに試行錯誤している姿について説明をしてしまったので解ると思います。
伸びる腕とドアを通り抜ける足には「黒画用紙」が活躍してくれています。
画用紙をはじめとして「綿はありませんか」「ハシゴは借りられますか」「バケツは・・・」「カッターマットは・・・」と生徒の要望に応えるのも大変だったことを覚えています

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同じく特異体質の方々ですが、モデルになっている男子生徒は同一人物です。
この班は本当に色々なタイプのアイデアに挑戦してくれました
「トリックの方法はすぐわかるけれど、見ていて面白い」タイプの2枚ですね。
演技もいいのでモザイクなしの顔をアップしたいくらいです。


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2016年11月22日

自分の授業はどうなってるのかと言うと (6)

本番の撮影には二時間用意しました。
ほとんどの班は第二次で実験したことを、第三次の時間内に撮り終えることができます。
あえてもう一時間用意したのは・・・・
◆やはりどうしても一回ではうまくいかなかった班がどのクラスにもある。
◆美術室にノートパソコンを置き、撮ってきた写真を確認して、改善点を話し合えるようにしたので、さらに良いモノをもう一度撮影したい班がある。
◆最初の話し合いの時に複数のアイデアが採用されたので、全く別の案の撮影がしたい班がある。

・・・・というような理由からです。

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これらは、普通なら入れないような所に入っている不思議を表した作品です。
バケツの方は、奥の天窓から上半身だけを出すという方法で、体を張った撮影と言えます。
カップの方は「地面の影が余計に不思議さを引き立てている」と、生徒達に好評でした。

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マンガの影響でしょうか、いくつもの班が巨人をテーマにした作品をめざしました。体育館の屋根に座っているように撮るのは、ジャンプ力と連写機能の賜物です。
右の作品の「襲ってくる巨人の手」の下の緑の床は、実はカッターマットだったりします。これには私もだまされました。

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巨人がいれば、当然コビトも居ます。
手のひらの上に足が重なっているのが小さな工夫ですね。
コビトが倒そうとしているビンの下には、よく見れば消しゴムがあるのが「ほほえましい」(笑)
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2016年11月21日

自分の授業はどうなってるのかと言うと (5)

ロケハンへ出かけてしばらくすると、その場所でいろいろと試したくなるもの。
「試し撮り」しても良い時間という設定なので短時間ですが少し動きがあります。
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美術室のイスと鉛筆削りの機械を持ち出しています。
左の生徒が手でサイズを測って、どんな大きさに見えるのか試しているようです。
カメラの近くにある指は大きく見えますから、きっと遠くにある物と比較しているのでしょう。こういうことは長い廊下でしかできませんよね。

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ドアを外して考え中のこの場面。どんな写真になるのでしょうか。
縦と横を錯覚させようというモクロミなのですが、ドアのガラスに床面が透けていますこれではバレバレなのでどうしようか?・・・なんてことを話していたような記憶があります。
こんな風に一瞬ドキッとするようなとんでもないことをする場合がありますが、ぐっと我慢して暖かく見守っています(笑)

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なんとここでは男子生徒がズボンを脱いで(体操服に着替えて)ベルト部分をガムテープで天井に貼り付け、さらに上靴までズボンに取り付けているようです。
「試し撮り」の日なのに、いきなり大掛かりなことを試すものだから、他のグループの生徒まで注目しています。

もちろん完成作品も楽しいのですが、こういう途中経過の試行錯誤を見守ることをとても大切に思っています。
生徒の頭がフル回転しているのを間近で見られる幸せを噛みしめております(笑)


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2016年11月20日

自分の授業はどうなってるのかと言うと (4)

役割分担をして第一次は終わりです。
あるアイデアに対して監督指示をする者、撮影するカメラマン、出演する者、小道具を作る者などです。
複数のアイデアを試す場合はその都度役割が変わってもかまいません。

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第二次では、生徒達が教室に入ってくると、4人掛けの机の中央にデジカメの入ったケースが置いてあります。
触りながら使い方を学んだら、今日はロケハンです。

ロケハンというのは"Location hunting(ロケーション・ハンティング)"を略した映画業界の言葉で、 ロケ(ーション)の訳は場所、野外撮影、ロケ地(撮影する場所)で、それをハンティング(捜す)ということから、ロケ地を捜すというのがロケハンの本来の意味です。
・・・ということで今日はロケハンの日だと言ってあるので生徒たちは、どんな場所で撮影するとアイデアを生かすことができるのか、学校中を探します。

授業時間中ですが、教室内外をうろつくことを許しています。
ただし授業をしているクラスの前は禁止です。
美術室の近辺か昇降口やテニスコートなど、他の授業の邪魔にならない場所限定です。

そして実際にファインダーをのぞいてみて、どのように見えるのかを試します。
生徒達が用意した小物以外にも、美術室内にあるものは許可を得て借りられるようにしたので、
それらがどのように写るのかを試行錯誤する時間でもあります。

右の画像では、小道具を廊下において低いアングルを試しています。
どのように見えるのか3人とも興味津々です。
遠近感を錯覚させるトリックの場合は距離が必要ですので長い廊下はうってつけです。
服が汚れるのも気にならないようですね。

逆に高いアングルを試そうとしているのが左の画像です。
はしごを借りたいというので学校のものを出してきました。

こうして、どのような向きで撮影したらどのように映るのかを体感したという訳です。
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2016年11月17日

自分の授業はどうなってるのかと言うと (3)

昨日は・・・・
「どんな不思議」に挑戦したいかを考える活動から始め、「見る人の気持ちになって」という撮影の方向性について勉強するところまで書いたと思います。
漠然と思い描いてきたことに、考える指針が付け加えられたところです。

そして、各個人の考えがまとまったところで班のメンバーに、
「自分のやりたいこと」をプレゼンするのですが、
「どうすればそれが実現できるか(いわゆるトリックの方法)」については未定のままでよいと伝えてあります。
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「どうやったらそんな不思議な写真が撮れるのか」については不問とする・・・というのは何とも無責任な話です。
撮影方法を考えずに「こんなんやりたい!」とだけ言っていれば良いのですから。
それでも私の方からは
「私はこれこれこういう写真にチャレンジしたいです。どうやって撮影したらいいかはわからないけどね」・・・という感じでプレゼンしなさい!と言って開始するようにしています。

どうしてなのか。理由は2つあります

◆もし撮影方法も一緒に提案しないといけないとしたらどうでしょうか?
生徒たちは、まだ学習が進んでいない一回目の授業で思いつく程度のアイデアで勝負しなければいけません。
今わかる範囲だけで「できそうなこと」に飛びついて、スケールの小さい写真を目指すでしょう。
これで本当にやりたいコトが見つかるでしょうか?

◆すでにこのブログで紹介しているように、本校では全ての教科で「学び合い」が進められており、画像でも解るように4人ずつ机を合わせて話し合う習慣ができつつあります。
そこで今回の課題では、「どんな不思議にしたいか」については個人が提案しますが、
「どうすればそれが実現できるか」はグループで話し合って解決するようにしたというわけです。

「学び合い」をやっている学校の方は「ジャンプの課題」という言葉をご存知なのではないでしょうか。解決したくなるような魅力的な課題だけど一人では解決できなくて、自然と4人で協力し合わなければならなくなる難易度を上げた課題の事です。

普通は教師の方からそれを投げかけるもんなんですが、今回の場合は班の中の生徒が
「魅力的だけど、そんな写真ホントに撮れるのか?」
というような案を提案しさえすれば、教師が投げかけなくても
「各班それぞれにジャンプの課題が発動する」
という趣向なのです。
posted by kazyhazy at 21:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 授業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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