北海道の山崎先生です。
懇親会の時だったか、会場での立ち話だったか・・・忘れましたが、中学校に勤められていた時の話を聞かせていただくことができました。
授業の後に生徒に書かせるのと言えば
「今日の目標と、どれぐらいそれを達成できたか」だったり
「今日の感想・反省」だったりするのが多いのではないかと、私は貧弱な発想しかしてなかったのですが、山崎先生は生徒に
「今日の授業の評価」を書かせることもあるそうです。
生徒に授業を批評してもらおうというのです。
「今日はうまくいった」と思う日の生徒からの評価は「A」に○を付ける子が当然多いのですが、たまに一人ぐらい「C」を付ける子が居たりなんかすると愕然として、その子を「こそっと」呼んで「何が悪かったか」を聞くんだそうで、それがとても参考になるらしいのです。
おお!何年も前からそんな真摯なことをやっておられたのか、このお方は!
まさに生徒(児童・園児)からの授業改善!
さらに教えてもらったのは「どれぐらいそれを達成できたか」だけでなく「何に困ったか」を書かせると、次の授業で誰に何をアドバイスすれば良いかがわかってうまくいくんだそうです。
すでにやっておられる先生方には申し訳ない話題ですが、私には目からウロコの話題だったので、さっそく次の4月からはこの路線でやることに決定しました。
山崎先生と言えば、ウチの新人Yさんが壇上に上げられた時にも鋭く突っ込んでいただきました。
Yさんが「授業中に生徒が『先生!これをやれば成績は5になる?』と言ってくるのが残念な気持ちになります」というような発言をしたときも、すかさず手を挙げた山崎先生は
「それはすでにそういう事を言われるような授業をしてしまっているから活動に没頭できていなにのであって、私はそんなことを言われたことがない」
とアドバイスいただきました。
おお!私に続いて、うちの娘も天下の山崎先生から教えを受けるとは!
なんとありがたいことよ(笑)
まあ、山崎先生の言われることももっともで、Yさんの発言を聞いた直後に私も同じことを考えました。
でも、正確には2つの回答が同時に浮かびました。
ひとつは山崎先生と同じですが、もうひとつは逆方向で
「これをやれば成績は5になる?と聞かれたら”どうすれば5になるのか”を評価規準と基準でスラスラ答えられないといけないよ」でした。
そもそも、そこが不明瞭な授業っていうのはダメでしょう。
ちゃんとあらかじめ開示された明瞭な授業と言うのも大事な事なんじゃないでしょうか?
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今集計中です。まだ後120ケースぐらい集まるのでどうなるか楽しみです。
未だ集計していませんが、今週が最終授業なのでどうなるかわかりませんが、今のところの感じではかなり厳しい評価になっています。
なぜ4件法にしたかというと、選択肢が奇数だと中央値に収束しやすい傾向があるためです。
フリーソフトで、js-STARを使っています。以前SPSSを使っていましたが高価でバージョン更新が頻回に行われるのでついていけなくなりました。
フリーソフトのjs-STARですが、分散分析などができるのでとても使いやすいと感じています。作成者は、上越教育大学中野博幸、信州大学田中敏氏です。