2017年03月05日

美術部の顧問(32)

今日は美術部の生徒を連れて
京都造形芸術大学の卒制展を見に行ってきました。
内容に魅力を感じていて、ぜひ連れていきたいと考えていたのですが
なんと初任者Yさんの母校でもあるというので、案内役に来てもらいました。
(彼女は実は顧問ではないのです。)
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京造芸大は最寄りの電車の駅が無いので、京都駅からバスで50分近くかかります。
地下鉄などを併用すると少しましなのですが、交通費も上がるし
それでも結局はバスに乗ることになるので、バス一本に絞りました。
展覧会の期間中だけ?学生がやっているカフェなんかもあちこちにあり、半分は学園祭の見学に来ているような楽しさもあります。それにスペースが広大で、迷子になりそうなほど色々なところで展示をしています。到着した中学生たちのテンションも上がります
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生徒たちはすでに高校の美術部に行ってるので、年上の先輩の頑張りを見てきているのですが、高校の美術部と言うと油彩の写実画中心と言うイメージもあり、高校生なんだから当たり前ですが広いジャンルの美術を知っているわけではありません。
昨年はモネ展に行きましたが、ゴッホだろうとルノアールだろうと少し偉大すぎて中学生にはピンとこないところもあったと思います。
その点こういう大学なら油彩、日本画、染色、インスタレーション、写真、建築、ファッション、アニメーションなどなど、広いジャンルを見ることができるし、若い作家たちなので今風の表現もあって中学生にも共感できると考えました。
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しかし先週、中学生たちに募集の案内をかけたときは「美術館に行くのじゃないの?」「中学生なのに大学に行ってどうするの?」みたいな消極的な反応でした。
そこで話をしたのは・・・・
「君たちは今、油絵を描いているけれど、それは将来プロの「絵描き」になるためだと言う人は少ないと思う。たとえなりたくても絵がドンドン売れるようなプロになるのは大変なことです。
しかし君たちは今ここに美術部員として居るという事は、そういうことが好きな人間なんだから、絵描きにならなくても社会の色々な分野でセンスや工夫が必要な仕事や、美術を応用した仕事に就く可能性は非常に高いと思う。それは油絵ではなく写真を使うものかもしれないし、建築関係かもしれない。ファッションやイラストかもしれない。
今描いている絵の参考のためだけに行くのじゃなくて、将来のことがイメージできるようになるための見聞を得られる貴重な機会だと思った方が良いよ」

・・・でした。
それを聞いてから行きたくなった生徒も増え、習い事や家の用事でどうしても予定が詰まっている生徒以外は連れていくことができました。
どうだった? 行ってよかったろ?



posted by kazyhazy at 20:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 部活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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