2017年01月21日

授業を見る 授業を作る(25)

中学1年生の鑑賞の授業がありました。
初任者Yさんには、1学期に絵画、2学期にデザインの鑑賞をやったんだから、3学期には歴史的、文化的なものを扱ってくださいねとお願いしてありました。
1学期に他校の鑑賞授業を参観しに行ったときに見たのが「風神雷神図屏風」でした。(過去記事参照)
全くのゼロから授業を作るよりもイメージしやすいだろうということで、本校1年生も同じ作品でやることに決めたようです。
IMG_1684.jpg
その1学期の(他校での)公開授業の時に使われていたのが、M出版からお借りしている実物大のレプリカでした。
授業をする県内の学校をアチコチ移動している、そのコピーの屏風を何とか手に入れられないかと探して、中美連の大会前日準備の時に「今はウチの学校にありますよ」という先生を見つけました。
前日準備の日でよかった。
「あすの大会当日に持ってきてよ」と無理なお願いを聞いてもらいました(笑)
中美連冬の大会の記事では触れませんでしたが、あの日は車の後部座席を倒して、受け取ったデッカイ屏風を積み込んで帰ったのでした。
これでYさんには実物大のレプリカを使って授業をしてもらえます。
IMG_1689.jpg
それまでにYさんからは、授業計画とワークシートの方も見せてもらっています。
それらの一部を研修の時間に少し直してもらったのですが、そのアドバイスをしながらちょっと面白いことに気づきました。
みなさんは
「授業の計画を直すようにアドバイスした」と聞いたら、
「計画の甘い部分を指摘して完成度を高めた」という印象を持たれると思います。
ところが、鑑賞の場合は往々にして逆の現象が起こるのです。

その時のアドバイスも、どちらかというと「計画」を少しだけ「無計画」に近づけることでした(笑)
というのも、あんまりガッチリと授業計画があると融通の利かない授業になります。
特に鑑賞では生徒がどう解釈して、どういう意見を言うかによって授業が変わります。変わらなければいけません。
ですから、授業のこの辺が「関節部分になりそうだ」と思われる部分を「どちら方向にでも曲げられるように」固定を緩めたという感じでしょうか?

しっかりと計画を組んでおいたらその部分は「本来ならフレキシブルに可動するはずの授業の関節部分」だった・・・なんてことに気づかされる経験は、私も過去にたくさん反省しておりますから。





posted by kazyhazy at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 授業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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