2017年01月10日

展覧会をどうするのか(9)

県レベルの展覧会が迷走してるようだという印象を受けましたが
これは一体どういうことなのでしょうか?
県レベルの展覧会はどうなっていくのでしょうか?

先日のアートクラブグランプリ in sakaiの冒頭のあいさつで
「このグランプリでは、変な平等主義や教育的配慮を排し、真に作品の力だけで・・・」
というような言葉があったと思います。
授業ではない「部活動」で、しかも「全国」なのだから頷けると思います。
tenrankai.jpg
そこで、募集の規模と展覧会の目的を構造化してみました。
そこから県レベルの展覧会の在り方を見ていきましょう。
◆中くらいの競争率であること
 全国ほどではないにしろ、人口の多い県ならば全国タイプの展覧会に近づいていくのも仕方がないかもしれませんね。競争率が上がるので審査のレベルは上がるけど、作品主義的になりがちな点をどのように解決していくのかが一つの視点になるでしょう。
◆配慮では負けてしまうこと
 人口の少ない県は、バリバリの作品競争になる危険が少ない分、市町村レベルの展覧会との区別がつかなくなる可能性があります。同じような作品が出品され、同じように展示されることになります。
しかし規模の小さい県でも運営組織のタイプが違いますから、市町村レベルのような「きめ細やかさ」は出せないと思います。つまり「良いとこなし」に陥る危険があるのです。

じゃあ
「何のためにやっているのか」と。
その展覧会の存在意義が問われるのです。

県の展覧会は・・・・・
変に全国展に寄せて権威ぶる必要もないし、市町村に寄せる必要もないと思います。
いっそのこと美術教師の授業の研鑽のためだけの展覧会にしよう!というのなら
それはそれでもいいと思います。
この場合は審査されるのは授業であり、授業をした教師です。

これに限定する訳ではなく、とにかく曖昧にせず
どういう目的の展覧会なのか
 その目的のためにはどうあるべきなのか
  だからどの部分を変えて行くのか・・・・

常に語り合える組織でないと、存在する必要のない展覧会になる日も近いでしょう。


posted by kazyhazy at 20:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 展覧会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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