2017年01月07日

展覧会をどうするのか(7)

さあて、それでは「秘密のけんみんSHOW」にいってみましょうか。
やはり県の壁は国境のように厚く、人事的な交流が無いので独自の発展をしてしまうようですね。

◆作品展だけでなくジャンルごとの展覧会がある!
滋賀県も昔そうだったのですが、色々な作品があつまる大枠の作品展以外に
「クロッキー展」とか「版画展」というのがあります。
もちろんクロッキーや版画しか出品できません。
それに出品する多くの学校は、その時期になると一斉に授業が版画ばっかりになったりして、授業内容や計画に影響を及ぼすという本末転倒な迷惑をかける展覧会です。
出品しないと「なぜ出さないのか」なんて言われるのなら、
やりたくなくてもクロッキーや版画を授業しなければいけないことになってしまいます。(笑)
【A】うわあ、迷惑な話やなあ。そんなバカな話ってある?
【B】えっ? 美術でクロッキーや版画ってしなくて良いんですか?

さあ、あなたの正直な反応はどっち?

◆購入した台紙の枚数で出品数が決まる!
展示に都合が良いように、作品同士を連結できる穴の開いた台紙があるそうです。その県その展覧会専用に指定された台紙を何枚購入したかに応じて、出品できる枚数が決まるんだそうな(笑)
【A】そんな変な出品方法って聞いたことない!!
【B】えっ? どこの県でもこのようにやってるんじゃないんですか?

さあ、あなたの正直な反応はどっち?

ちなみに、この専用台紙は四つ切の絵画作品にしか対応できませんから、授業で絵を描かせるのなら「このサイズ」ってのが展覧会によって規定されるというお節介な現象が発生します。
「うちわのデザイン」なんかの作品は、形状が大きくはずれるので「台紙を購入しなくても出品できる」という抜け穴があるもんだから、なんとか「抜け穴を通れるような授業内容にしよう」とする教師も現れ、またまた授業内容が展覧会によって歪められてしまいます。
「うちわのデザイン」はセーフだけど「うちわに絵画」を描いたらアウトなんだそうです(笑)
これはアウトだ!無効だ!とダメ出しをする教師がいるというのだから大笑いです。
DSC02626.jpg

◆入賞のための傾向と対策がある!
かつて、ある県で経験の浅い先生が展覧会で写真を撮りまくっていたそうです。
まあ私も写真は撮りますし、研究熱心なのは良いことなのですが・・・・・
その後その先生は撮った写真を使って入賞作品のパターン分析をして!
良いパターンを拡大印刷して生徒に写させていたそうです!
【A】バカじゃないだろうか
【B】熱心で良いじゃないか。当り前の事だろ

さあ、あなたの正直な反応はどっち?

その地域は指導主事も同系統だと聞きます。
展覧会の総括の場で出品された先生方に向かって
「入選するためにどんな構図が良いか、いかにそれを自分は研究したか」
を語ったそうです。さらに「どれだけ上の賞に入ったか」も自慢されたそうです。
最初からこういう所に居てたら、それが当たり前のようになるのでしょうか?

私も必死になって傾向と対策を研究していたかも(笑)

<ひきつづき、皆さんの県の展覧会の情報を募集しています。>



posted by kazyhazy at 17:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 展覧会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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