2016年12月20日

その授業、いただきます(8)

前回は完コピの話でしたが、
完コピと聞いて思い出すのは初任者Yさんに、最初にやってもらった授業でした。
講師経験のあるYさんだったのですが
だからこそリセットしてもらう意味でもその方が良いかな?
・・・と思って、色の学習の基本部分を完コピでやってもらいました。
IMG_0032.jpg
完コピも完コピ!
他の学校の先生の授業をこっそり参考にさせてもらうのではなく
毎時間本人を目の前にして授業をして、しかも授業後に指導されるというのですから
初任研という制度とはいえYさんには気の毒な話でした(笑)
まあ、これほどの完コピもないと思うので、
こんな仕打ちもいつかは「やってよかった」と思える日が来ることを祈りましょう(笑)

画像を見てもらえばわかる通り、なんか「つまらなそうな授業」です。
「もっと他にやりようがあるだろう」
という声が聞こえてきそうですが、この授業はあえてストイックに徹したことで評価を得て、取り上げられたりコピーされたりした部分もあるので、これで勉強してもらうことにしたのでした。
なぜ題材開発から入らずに完コピから入ったのかというと
◆題材開発の研修は時間がかかるので4月には間に合わない
◆それよりも先に学ぶべき授業の基本がある

といった判断だったと思います。

この授業は生徒にとって初めてデザインセットを使う授業です。
だから用具の特性やら使い方やら、新しい情報に溢れています
そのため授業内容にストイックな制限をかけています。

水加減と色選択に集中してもらうためにマスキングテープで周囲を囲っています。
はみ出さないように気を付けなければいけないという要素を削った訳です。
「どこが授業の中心なのか、だから何を教えないのか」
を勉強してもらいたかったんですね。

そして一つの課題での学びが次の課題への伏線になっています。
学んだこと、知ってることを関連付けることも勉強してもらいたかったんですね。

その後、
四苦八苦の時間をかけて題材開発を進めたことは、このブログをお読みの方はご存知の通りです。




posted by kazyhazy at 21:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 授業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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