2016年10月31日

番外編の美術(4)

さて、番外編である自覚のある授業なのですが、
下のピンクのラインを通らない授業ということになります。
aenew.JPG

つまり自己表現としての主題を生成せず、デザインとしての構想を持たずに、いきなり技能面の試行錯誤を楽しむことになります。この辺を自覚した取り組みとして過去にこんな授業を紹介したことがあります。
IMG_1894.jpg
「神秘の世界」なんていう題材名を付けて、20分ぐらいで作品が完成する取り組みです。ストローで吹きながら色々と工夫を楽しんでくれます。

さらに実践する人が増えてきたこんな取り組みもそうでしょう。
petbottle.jpg
私の場合はペットボトル30本程度の色相環ですが、もっと多くの本数をクラスや学年単位で実施して、大きな一つの色相環を達成したなんて報告も聞きます。
これも心情表現的な主題もないし、他者に伝達するような構想がありません。

これらの取り組みが「ダメだ」とか「かけしからん」とは全く思いません。
非常に良い取り組みだと思っています。

ただ、番外編であるという自覚があるかどうかが大事だと思います。

そう考えると・・・
よくある「靴をスケッチしなさい」みたいな授業も「学校の近所の風景をスケッチしなさい」というのも番外編になる場合があります。(たいていはそうですね)
ただ、上の取り組みのように「良い取り組みだ」とか「必要だ」とかは全く思いませんが(笑)

デッサンという「まさにこれぞ美術!」という感じのものも番外編でしょう。
まさに主題無き技能ですからね。

こういう取り組みをしている場合、これはメインではないという自覚があればよいのですが。



posted by kazyhazy at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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