同じ学校だけどKくんも役員なので二人とも同じ所へ出張です。
授業研も兼ねている役員会なので
「他校の授業を見るチャンスやで!」と新人Yさんに言っておいたら
管理職に頼んだようで、彼女も行けることになり、
美術科がそろって3人出かけることになりました。
見せてもらう授業は教科書に載ってるシャガールの作品鑑賞でした。

役員がずらっと見学する中での研究授業でした。

授業者なりの考えがあってスクリーンを使ってスタートしたのですが、これが意外に小さかったようです。バラバラと各自が教科書を見るのではなく、全員で一つの画面を見ながら語り合いたかったらしいのですが、詳細が見えるのは最前列のみという事態に陥ってしまいました。

後ろの方の席の子たちは「置いてきぼり」感がただよっていました。
これには新人といえどYさんはチョット首をひねっている様子。
対話もなく個々人がプリントに感想を書くような授業だったので授業後の研究会でも、授業者は参観者から色々なアドバイスをもらうこととなりました。
情報機器をうまく活用でき、指導力のある先生だったので、きっとこれを機会に一皮むけてくれるんじゃないかと期待できます。
コツのようなものを知らなかっただけなんじゃないかと予想します。
先日、6年目のK君が鑑賞の授業をしていたので(空き時間だったので)勝手に教室に入って参観した日のことを思い出しました。
彼の授業は「阿修羅像」の鑑賞だったのですが、生徒との対話で授業が進み、全員がそれを共有しながら解釈が前に進み、時には笑いのある楽しい時間であり、生徒同士の意見交流も起こる授業だったので、参加してて非常に楽しい時間を過ごすことができました。
KくんもYさんも、うるさい梶岡と同じ学校になったせいで鍛えられたようで、かなり良い授業ができるようになってくれているようです。
他の学校の授業を見て、そんなことを思うのも失礼な話なんですが。