2016年10月16日

美術教育学会(滋賀大会) 自分の発表 その4

そういえば発表時のタイトルもまだここには書いてなかったですね。
ちょっとカタいのですが・・・・
発表1.JPG
中学校美術Q&Aを命名したときのようなキレはないですね。
もうこのころは、も〜うほんっと色々な原稿の締め切りが重なっていた時期で、きっと余裕がなかったのでしょう(笑)

タイトルのあとは
これまでのブログで書いたような鑑賞ガイドブック101から選んだ作品で授業をしたことや、違った切り口で分析することや、中3ならではの鑑賞授業を目指していることなどを説明して・・・一つ目の発問の紹介に入ります。
発表2.JPG
対話による鑑賞をベースにしていますので、ひとつめはほぼ必ずこの発問から始めています。
「東京オリンピック」の場合なら・・・・
●走っている人が居る●色々な国の人だ●背景が暗い●ユニフォームが・・・●五輪のマークが・・・などなどたくさん手が上がって色々な発見が期待できる発問です。

この発問について少し詳しく考察してみると・・・・・
@発問の種類
・集団全体を対象としたOpenQuestion
A授業にとっての役割
・対話を進めていくための情報共有
・発見を公開・共有することで全員を作品解釈の同じ土俵にのせる。
 (これをしておかないと後半で話し合いに齟齬が起こる)
B生徒にとってのHiddenCurriculum(教師が意図するしないに関わらず及ぼされる生徒への影響)
・発言し易い問いに対する、知らず知らずアイスブレイクの効果
・教師の考えや歴史的評価を当てる授業ではなく、
 自分たちの考えが作品の解釈を作るということを感じとる

・・・・という風に、授業でやったことを(どういう発問をして進めたかを)紹介しながら、同時にその分析の方もやってしまおうという感じで話を進めました。

なお、お断りしておくと・・・
最初の発問である「何が見えていますか」に関しては、対話による鑑賞の定番ですので、この発問がもたらす効果や必要性については、すでに上野行一先生をはじめとした多くの方によって語りつくされています。ですから分析の半分以上は目新しさのない、皆さんもご存知のことです。

でも、こうやって発問の機能を列記していくと、この発問がいかに偉大な珠玉の発問であるかわかります。
私見ですが、この発問で始めなくてまともな鑑賞の授業なんてできるのか?
・・・・・なんてことも思ったりしていることを学会当日も言いながら一つ目の発問に関する発表を終えたという訳です。


posted by kazyhazy at 20:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 学会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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