滋賀県中学校美術部展(自分たちが出している展覧会)を見学するためです。

前にも紹介しましたが、受付で生徒たちは「鑑賞カード」を渡されます。
これは、他校作品へのファンレターみたいなもので
書いて受付に出すと
展覧会中でもっとも感動させられた作品の作者に届きます。

他校の生徒が、本校の作品をしげしげと見ています。
ウチの作品は、「すごい腕前で目を引く」というのではないのですが
作者の思いや表したいことが「ちゃんと存在する」作品群だと自負しています。
そういうところを見てほしいなあ。
学校で制作中に、気が緩んでいた時に私が散々脅していたので
ちょっとビビりながら会場に来た生徒は
これを見てホッとしたようです。

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カードの右側に画像のようなものがあるのはなんでしょう。
鑑賞カードは、普通の印刷用紙に「○○中学校の○○さんへ」とあって、絵の感想を書く欄と自分の名前を書く欄があるものです。
画像があるのはキャプションですね。あれは制作時の後ろ姿と作品の写真です。
キャプションをかためて貼ってあるので、どれがどの絵のものなのか、分かりにくいので画像を付けました。(本校独自のキャプションです)いまではいくつかの学校が真似してくれています。
生徒には、「表現したかったこと」や「なぜこのモチーフを選んだのか」について書けと言ってあります。「ここを塗るのが苦労しました」とか、技能面については書かないようにと言いました。