2016年07月25日

授業を見る 授業を作る(10)

「生徒の頭から生えてくるものを作りたいです。授業の最後にはそれを頭につけて記念撮影ができるのが良いです」
・・・という驚きの発想から始まったこの授業ですが、この話を聞いた時に一瞬頭をよぎったイメージがありました。
(我々の年代しかわからないかもしれない)これと・・
35a6854d.jpg

これです。(名作です)
ico-ico-and-yorda.jpg

転校生にツノが生えてようが空を飛ぼうが、みんな大歓迎で受け入れる学園生活という明るいイメージと、
ツノが生えた状態で生まれた忌むべき子供として迫害され生贄にされようとしている悲しい物語のイメージです。

ケガをして頭から血が出たり、たんこぶができたりと、頭から何か出ている状態というのにはマイナスのイメージが付きまといます。桃太郎に退治される鬼じゃないですが、人と違った容姿に対して「普通じゃない」と蔑んだり、モンスターとして撃退しようとする心情って、子供であるほど強いのかな?と、ちょっと心配をしました。
そういう方向を助長するような授業にしてはいけないなあと、(授業者本人には言わなかったかもしれませんが)心に留めたのでした。

「生徒に、いきなり頭につけるものを作るって言っても何のことかわからないと思うけど、授業の最初にどう説明するつもりなの?」と聞くと
「ある朝、あなたが目覚めると頭から何かが出ています。驚いて鏡を見ると、それはあなたの心で思っていたことや願いが頭から出ていて、それを見たあなたがラッキー!と思えるようなものでした。」と伝えるつもりなんだそうだ。(苦笑)

どうやらマイナスイメージの心配は不要かもしれないと思いました。
それと、A表現(1)の内容項目「想像したことなどを基に主題を生み出し・・・」に一致させようというフシが見られ、(まだまだ整理は必要ですが)聞いていた講師時代の授業よりも(ここ数か月で)ずいぶん成長してるなあ・・・なんてことを思ったりしました。

ただ、実際に授業にするには、まだまだクリアしなければいけない部分があります。(骨と肉です)
それをひとつひとつ相談しながら整理していく話はまた次回に。




posted by kazyhazy at 22:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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