2016年07月05日

授業を見る 授業を作る(2)

初任研につきものなのは、教委訪問であります。
ちょっと解説しておくと
初任者研修というのは私のような担当者を余分に配置したり
センターに講師を呼んでレクチャしてもらったり
初任者がセンターで研修を受けている間の授業をする臨時講師をやとったりと
莫大な(予想)お金がかかってるのです。
だから
定期的に「ちゃんとやってるか?」という感じで、教委訪問が設定されているのです。

当日の初任者は3人とも参観授業ということになるので、指導案を書けるように指導しなければいけません。何週間か前に提出させて指導案を見ました。ええ見ましたとも。
美術はもちろん、理科だろうと技術だろうと直しまくりです(笑)
教委訪問というのは大変ですが、まあひとつの鍛えるチャンスですからね。有効に利用させていただきます。

美術の初任のYさんには強制的に「そろそろ鑑賞せなあかんしなあ」と言って、作品も指定して、研究授業はロックウェルの「家出少年」の鑑賞をしてもらうことにしました。
rockwell_runaway.jpg
1年生向けで、初めての鑑賞に向いていて、生徒たちが登場人物に共感できる作品として私がやろうと思って準備していた作品です。
本校の1年生は10クラスもあるので(生徒には悪いですが)練習には事欠きません(笑)
トホホだった指導案がまあまあになったところで、進度が早いクラスから実践です。

当然、私もその授業を参観し、やるたびに反省会です。こんな贅沢もなかなかできません。
でも、まだまだ教師主導の頭が抜けきれません。生徒からのナイスパスに気づかずに受け取り損ねたり、その場の空気がある方向に動いているのに、関係ない次の発問を指導案通りに発してしまったり・・・・
そこで、ティームティーチングのように一緒に発問することもありました。基本は彼女が進めて、ここは咄嗟の機転が必要!というところだけ私が問い返したり、生徒と解釈のキャッチボールをしたり・・・

授業というのは生き物みたいなもので、規格通りというのは存在せず、その時その場に居た者だけが生み出せる奇跡のようなものだということを、何とかつかんでほしかったのです。



posted by kazyhazy at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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