2016年07月04日

授業を見る 授業を作る(1)

こうしてスタートした新学期ですが、
自分が授業のとき以外の多くは、初任者の授業を見ることになります。
これは、ご存知の方も多いと思いますが
理科の初任も、技術の初任も・・・です。

なんで美術教師が!と思われるかもしれませんが、初任研の担当ってそういうものです。私以外に教科指導員というのが理科と技術には居て、別の先生に担当してもらっています。

しかし、メインは私なので、初任者の朝の会に一緒に行ってクラスの様子を見て、その日の授業のいくつかを見て、必要に応じてコメントを書いて、次に生かしてもらっています。
やはり慣れていないと、塾のように「用語を教える授業」になってしまいがちで、「生徒の学び」に視点がいかないので、小姑のように口を酸っぱくして(笑)その辺をプッシュしている毎日です。
IMG_7841.JPG
理科の初任者の授業に行った時の事、理科の実験をするときに、全部説明しようとするので、授業の後でこんなアドバイスをしました。

実験をする前に生徒に「○○君、この実験はどんな結果になると思う?」と聞いてごらん。生徒が何か答えたら「どうしてそう思ったの?」と根拠をたずねてあげて。そこで生徒なりの考えが聞けたら他の生徒に「○○君はこう言ってるけど他の人はどう思う?」と全体に投げかけて!

わかる人にはバレバレだと思いますが、これは「対話による鑑賞」の理科バージョンです。(笑)
これ以降、理科の授業の初任者は「授業が楽しくなりました。生徒の表情も全然違います」とのこと。よかったよかった。

我々美術教師の中には、学生時代に塾や家庭教師のバイトをしていた経験のある人も多いと思います。つまり我々は5教科の授業なら(専門外なりに下手な授業なら)できるのです。
しかし逆はどうでしょうか?
5教科の先生が研修担当で、初任者が美術の場合、今回のように教えてくれるのでしょうか?

実際、県内の他の地域の美術科の初任者で、つらい思いをしている先生がいると聞いています。
なんともやりきれないです。



posted by kazyhazy at 23:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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