「未来に発見される我々の化石」という授業ですが
これまでにも学会誌、教育雑誌、教科書の指導書などで
依頼があるたびに紹介してきた「お気に入り」の授業でもあります。

誌面だけでなく昨年は10月に行われたアートキャンプ in 大阪では実技演習という形で紹介させていただくことができました。
それから数ヶ月、アートキャンプに参加してくれた大阪の先生が満を持して3学期からこの授業を開始してくれました。

過去の展覧会に展示された本校の生徒作品を見て「ウチでもこの授業やらせてください」という声がかかることはこれまでにもあったのですが、アートキャンプに参加して「何を作らせるのか」ではなく「何を学ばせるのか」「生徒のどういう気持ちを大事にするのか」などのレクチャを受け、実際に自分で作ってみてから授業を開始いていただいたのですから、こんなに嬉しいことはありません。
「他校の作品」という授業の表面を見て「あんなん作らせたいなあ」考えて、教師の完成イメージ先行で、生徒をそこに誘導するような授業ではないということです。
まさに正当な後継者ですな。