福井県から呼んでいただいて、美術教育三昧の一日を味わってきました。
まずは福井駅前にある総合施設で開催されたアートリンピックを紹介します。
そもそも、こういうビルが駅前にあるという点からしてうらやましい。
学び研を滋賀でやったときに、何が大変だったかというと「会場がない」ということだったので。

エレベータで6階に上がったところにある素敵なポスターに導かれて会場へ。
今年で3回目になる美術部による展覧会です。

熱気溢れる作品に圧倒されながら、ここ数年の美術部の大躍進について考えてしまいます。滋賀も壁面が足りないぐらい各校の取り組みが拡大しているし、堺市の全国展が始まって以来、他府県の美術部相互の交流も広がっています。
これはもう急激な変化と言っても良いぐらいですよね。そしてこの日は福井の熱気とパワーをいただきました。

さらに良かったのは、上の画像のように「他の窓口に用事があった」人も作品を見ていく事が出来るという点でしょうか。公民館の機能や民間の店舗も混在する施設ならではのメリットですね。
明石の顧問会の「どうやって、部員達を育てていくか?」の話題の中、「人は、このような交流を通して、自発的に育っていく。その育て方が、一番いい育て方だ。」と言う結論に至りました。
「アートクラブグランプリによって、美術部の大交流時代が始まった!」と、実感して数年、本当に想像を超えるぐらいの交流の広がりと、各地の部員達の嬉しそうな顔と、各地の顧問の先生方や部員達の元気なエネルギーが、自分や魚住東の部員達を励ましてくれている事に感謝の思いで一杯です。
「人は、人と会って、人と共に生きてこそ、元気になって生きている生き物!」、これからも、交流を宜しくお願いします。