2012年04月24日

題材を選定すると言うこと(3)

ある校園での実践について聞いた話です。
そこでは「縄跳び」をしている自分を描く取り組みをしているそうです。
最近色々な飛び方が出来るようになった子どもたちにとっては身近な題材です。

前回の記事でも触れたように、子どもの日常から乖離していません。
導入の段階で、先生が水を向けると「こんなことをした」「あんな飛び方も試した」と、子どもたちはたくさん発言して、子どもたちの「今」や「育ち」に密接していることがわかります。
nawatobi.jpg
ヒモに絵の具をつけて、ヒモの両側を持って振り回し、画用紙に何度もたたきつけると「縄跳びのナワ」が回転しているように表現でき、高速で廻っている残像のような効果が出るそうです。
これも面白そうですね。「題材を選定すること(1)」で書いたような「思いもしなかった発想が生まれるきっかけ」になるような新鮮さや面白さがあります。

日常の育ちに寄り添ったテーマ!、そして新しい出会いが期待できる技法!
この二つを組み合わせたのなら、
きっと素晴らしい取り組みだったに違いない・・・・・・・・と思います?

せっかく子どもたちは「あんな事が出来るようになった」「こんな飛び方もやってみた」と目を輝かせて発言したというのに、全員が同じような絵になってしまったそうです。

絵の具の付いたヒモを打ち付ける技法で描かれた、回転するナワの残像。
その位置に合わせて手や体を描かなければいけないのですからそうなりますよね。

テーマに対する目の付け所も良く、技法も工夫している。きっとこの実践をされた先生は素晴らしい先生なんだろうなと想像します。
それだけに題材設定の難しさ、特にテーマとの組み合わせの難しさを痛感します。


posted by kazyhazy at 23:40| Comment(3) | TrackBack(0) | 授業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いろんなものを引き出せるポケットを持ったドラえもんような先生になりたいものです。のび太の想いを大切にできるドラえもんのような・・・。
Posted by こすみ at 2012年04月25日 20:48
いろんなものを引き出せるポケットを持ったドラえもんような先生になりたいものです。のび太の想いを大切にできるドラえもんのような・・・。
Posted by こすみt at 2012年04月25日 20:52
こすみさん。コメント有り難うございます。ネット上が混んでいると、ナカナカ投稿が受け付けられないみたいで、2度押してしまう人が多いみたいです。
一度で大丈夫ですので、今後もよろしくお願いします。
Posted by かじおか at 2012年04月29日 01:20
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