2012年04月22日

題材を選定すると言うこと(1)

4月だからでしょうかねえ
ある美術系のメーリングリストで
「中学●年生でどんな題材をやっておられるのか教えて下さい」
という質問がチラホラ登場します。
悪いことではありません。
何も考えずに「美術の授業もどき」を無自覚にやっているひとに比べて、メーリングリストにも登録しているし、向学心もあります。
sotusei1.jpg
質問に答えていただいている先生の中には、表面的な題材ネタではなく、ねらい授業の重点をちゃんと説明した上で、題材を紹介しておられる方もおられて、勉強になる関わりが広がっているように思います。

以前に奥村高明先生が言っておられたことを参考に
題材を選定する時に目指したいと思っていることを書き留めておきます。

生徒が「今日は何が起こるのかな」と思えるような授業というのは、誰も出会ったことの無いような新しい自分に出会える時間。その中で、昨日までは思いもしなかった発想や技能が生まれる授業というのを目指したいモノです。
そういう「現象」というか「化学反応」を引き起こすきっかけになるのが題材でなければいけないと思います。引き起こすようにある種の制限を課した提案こそが題材なのだと思います。

だから「○○の材料で、○○を作らせてるよ」という話題ではなく
「どんなきっけけが、どんな現象を引き起こしたか」という情報交換のほうが刺激的だと思いませんか。



posted by kazyhazy at 15:59| Comment(4) | TrackBack(0) | 授業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
本当に、その通りですね。
おっしゃる通り、「どんなきっかけが、どんな現象を引き起こした…」こんな交流をすべきですね。
それにしても、本当に分かり易く、上手い事述べられているので、とても参考になります。

Posted by 魚住東中学校のクワムラです。 at 2012年04月22日 21:34
クワムラ先生いつもありがとうございます。「分かり易い」というお言葉に勇気が出ます。結構、言葉を選ぶのに力を入れているつもりなので。
難しいことを難しく書くのは、このブログの役割ではないと考えています。
Posted by かじおか at 2012年04月23日 20:28
大変参考になりました。異動したばかりなので、子どもがどんな状態か、何ができて、どこでつまづいているのかを短時間題材を取り入れながら探っていき、その上で「○○を学ばせたいから、このような題材にした」というように持っていきたいと思います。ありがとうございました。
Posted by 滝野中の影山です。 at 2012年04月24日 22:42
とりあげていただきありがとうございます。
今日の授業ではどんなことができるのか、どんな世界が待っているのか(広がるのか)ずっと考えてきたのに、新天地で見失いかけました。
いろいろな先生方のMLで自分が設定した(ねらい)でいこうと思います。
やっぱらり学びを通して新しい自分や世界をみつけ広げていってほしいので。難しいなら補助教材や言葉がけを考えたらいいだろうし。
子どもに寄り添っていきたいと思います。
Posted by 月州中の潮田 at 2012年04月25日 14:48
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