「技で遊ぼう」というテーマで中1の授業を組み直しました。
まあ、マーブリングなどのモダンテクニックを含む技法をやることには変わりないんですが、授業のプロットを整理し直したという感じです。
いくつかの「技」を体験するよ!
という事を予告しておいて、ワークシートには持ち物と最低限のノウハウを載せておきます。セレクトしたのはモダンテクニックからマーブリングとスパッタリングとドリッピング。都図研など他府県の小学校教材からクレヨンによるぼかし表現。それから一点透視も「技」の仲間に入れてみました。
1,アイデアスケッチなんか無しでとにかくやってみる。
2,どういう技なのか理解したら、いろいろ試したくなる。
3,やってみたら別の工夫も思いつく。
4,そのうち自分の「ねらい」の様なモノが漠然と見えてくる。
5,スケッチブック全面に試した中から、「これだ」と思う部分を切り取ってワークシートに貼り付ける。
・・・というスタンスで授業を進めました。
ただやり方を教えるのが目的なのではなく、別の作品のために隷属する装飾でもない。
この行為自体の中で「あーでもない」「こーでもない」と試行錯誤する姿に「学び」を感じているんですけど、どうなんでしょうか。
展覧会に出せるような「まとまった作品」でも「学び」が感じられないものもあるし
「学び」が感じられる授業ても、展覧会に出せるような作品に成らない場合も多いですね。