2012年02月12日

「無限の可能性」に思う(2)

選択教科が消え去ろうとしている今、面白い現象もあるもんです。
なんと
美術科の授業時数が増えた話です。

学校に規模にもよるとは思いますが、4月に時間割を組むとき
ハンパに消えかかっている「選択」をどうするかで、うまく割り切れなかったのでしょうか。
9教科選択では教員体制がうまくハマらなかったのでしょうか。
その1時間を「学校選択」という形で、どれかの教科にしてしまう・・・という案になったとします。

たまたまクラス数と教員数の関係で
他教科より美術科教師に余裕があれば、その1時間は「美術で」という話になります。

(想像なので、そう言う経緯だったのかどうかは知りませんが)
実際に今年度ある中学校では、中学2年生で毎週2時間の美術があったそうです。
jugyou2.jpg
1時間だけ増えた・・・というより中2の授業が「倍になった」訳ですから
その学校の先生は、活動内容を倍にしなければいけなくて苦労されたとか聞きます。

急だったら大変だろうけど、うらやましい話です。
現在の時数だから・・・とあきらめていた色々な教材が一気に可能になる状況を想像してしまいました。

けど、よくよく考えてみると凄い話です。
私たちは授業時数が2倍になっても授業が出来るのです。そんな教科あります?
週に4時間やってる国語が、急に8時間になったら
国語の先生はどうするんだろう。
(漢字テストとかを増やせば可能なのだろうか)

そうです。
前回は生徒の「無限の可能性」の話でしたが
今日は美術教師には無限の可能性があるという話です。

私は授業時数が3倍になってもOKどころか大歓迎ですよ。
ネタが尽きるなんてことは言いません。
時間があるからと言ってデッサン技術をアップさせるような方向にも行きません。

無限に広がる美術の世界が山ほどある限り
生徒達と一緒に経験したいことは山ほどあります。

しかし
美術教師に無限の可能性が広がっていることは
マイナス要因にもなっていることはご存知の通りです。

「何でもあり」
「どんな方法でもあり」

自由度が高いというのは本来良い方向に進むべき要因であってほしいものなのに・・・・


posted by kazyhazy at 00:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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