2011年07月21日

指示することの難しさ(2)

放課後、委員会の生徒が美術室で掲示物を作っています。
横に居るだけで、生徒の手で作業が進むのを黙ってみていました。

委員会を担当するもう一人の先生(英語の先生)が来ました。
会議があるので私は退席で、その英語の先生とバトンタッチです。
jugyou4.jpg

生徒が下校後、会議も終わって、その英語の先生と出会いました。
その先生はもちろん美術教師ではないので
生徒が制作しているところへ交代で出向くのに自信がなかったそうです
そこでバトンタッチした後、生徒にいろいろと尋ねたらしいです。

教師:「どんな風に作るか決まっているの?」
生徒:「はい!ちゃんとわかっています。ここはこうして、これがこうなって・・・・」

作業時間が終わるころにも、ハッと気がついて
教師:「君たち、使っていた道具をどこに片づけるか解っているの?」
生徒:「はい!これはあそこにしまって、これはあそこに片付けて・・・・」
教師:「それじゃ、作りかけのこの掲示物はどうするの?」
生徒:「はい!あの棚に一旦置いて、明日の昼休みに続きをします。」

・・・・と言う風に中学1年生が「立て板に水」だったので舌を巻いたそうです

5教科の先生は、自分が教室に行って、授業が終われば教室を出る。その後で生徒が勝手に教科書などはカバンに片付けるので、普段あまり考えたことのないことを今日は考えさせられたらしいです。
「黒板に書けば、生徒はノートに写す」というような5教科共通 暗黙のルールみたいなものも沢山あって、それに助けられている所もあるようです。

美術は、毎日がワークショップみたいなものなので、授業者はファシリテータとして、制作や鑑賞のプロセスをあらかじめ考えておかないといけないし、使用する用具も含めたフレームワークを生徒と共有しておく必要があると言うことですね。


posted by kazyhazy at 19:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 授業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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