2011年01月08日

いつも心に切り口を(7)骨と肉2

前回は「骨と肉」について
授業の骨格と、豊かな肉付けを別々に考えよう!・・という話でした。

別次元の話を一緒くたにしてしまうというのは
(一部)日本語の罪でもあるかもしれません。
主語が無くても、結論が無くてもしゃべれる言語ですから。

「想像力って、やっぱ大切ですよね〜」
・・・・なんて会話を研究会で聞くとつっこみたくなる(関西人だから?)
「主語は誰やねん!」ってね。

いやいや。本当のクセモノは「大切」という言葉の方かも。
研究会で「大切」という言葉が出たら
くせ者じゃ!出会えぇ」という気持ちになります。

大切って何? どういう意義があって、どう機能してると言いたいの?
大切だから何?  気持ちの問題?
などと突っ込みたくなります。

あらら・・・脱線してきた。
骨と肉にもどります。

takatutki_9_2.jpg
さて骨と肉ですが、「切り口」自体の意味を分かってもらうために
こんな例を用意しました。
まずは、美術教師にお馴染みの彫刻作品における骨組みと肉付けです。

オーソドックスな具象彫刻の場合に限るかも知れませんが
「粘土だけでは崩れてしまうけど、心棒だけでは根本的に意味がない。」
という例です。
「骨と肉」という考え方を、こういう風に短絡的に美術に適用するだけではなく
普遍的に通用する切り口であることを伝えるために
全く別の例をだします。(これです)
takatutki_9_3.jpg
自動車を購入するときの動機を「骨と肉」で説明してみました。
■スペックが大変良ければ、全く気に入らない車でも買うだろうか?
■とっても格好良いので、ハンドルは付いてないけど買おう!なんて思うだろうか?

・・・と言う風に「骨と肉」はあなたの身の回りのあらゆる所に潜んでいるのです。(ホラー調
ほら・・・あなたの後ろにも・・・!

なんてフザケている場合ではないですよね。
明るく楽しい学級を築くために、方針や規律が必要なのと同じように
takatutki_9_4.jpg
興味が惹かれる楽しい授業には、学びの裏付けが欲しいですよね。

これを読んで・・・・
やっぱ骨と肉って大切っすよね」なんて言わないでください。
だ・か・ら 「大切」は嫌い!って言ってるでしょ。(笑)



posted by kazyhazy at 02:57| Comment(6) | TrackBack(0) | 切り口 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
梶岡先生!
くすっと笑いをもらいながら読んでいました。
やっぱ、この調子で学び研で提案していただきたいなあ。
「大切」という言葉と同じように、教育界には、紛らして濁して終わり!っていう言葉多いですよね。特に、研究テーマや、研究のまとめの文章に。辟易しながら、自分も反省していますが・・・。反省という言葉も微妙だなあ。
滋賀大会参加を真剣に悩んでいたのですが、ここで、14日にのっぴきならない予定が入り、どうしようもなく、断念いたしました。すんません。秋田で会える事を心から楽しみにしています。
Posted by すずきひとし at 2011年01月08日 07:56
読んでいて、笑ってしまいました。
笑いながら、読んでいる側は、自分が切られている事に気づきます…
自分の授業の迫りかたに、骨と皮に当たる物がちゃんとあるのか???
常に問い返していかないと…と痛感しました。
Posted by 魚住東中学校のクワムラです。 at 2011年01月08日 16:43
<色:#006600>鈴木先生!来てもらえ無くって残念であります。
まだ学び研の事は全く考えられていないので、また助けてください。

クワムラ先生!堺で会いましょう。
でも「骨と<span style="color: #ff6600;">皮</span>」ではなく「骨と<span style="color: #ff6600;">肉</span>」なんですけど・・・(笑)</色>
Posted by kajioka at 2011年01月08日 20:52
し、失礼しました。皮…なんか変だなぁ…と思いながら、慌ててコメントしてしまいました。(仕事の帰りの電車の中だったので…)
お許しあれ〜
Posted by 魚住東中学校のクワムラです。 at 2011年01月08日 21:09
初めまして・・・私は以前から読ませていただいていますが、今日思わずPCに向かって「言えてるぅーーー」っと叫びながら、にやにやしている自分がいたので、お知らせしようと思いました。そして、楽しいだけの授業を数限りなくやってしまっている恐れを感じています。では、楽しいだけの授業・・厳しく学べる授業・・・それは子供のどんな態度、様子、言葉、から読み取っていけばいいのかしら・・・
楽しく学んで、心に残る授業が理想ですよね・・。
その心に残るってところが、鑑賞の時間でかなり、明確に子供たちの脳髄に刻まれるんじゃないかなと思うんですよね。
そうおもいませんか?
ま、鑑賞の方法にもよるところがあるかもしれませんがね。
子供たちが、楽しかった、自分は出来た(思うようにとか、素敵な作品が)もしくは、他の人はどのようにやっている、などが感じれる、何かしらの仕掛けを大人が用意しておく必要はあるいのかもしれませんよね。

突然のメールで失礼しました。
秋田大会の先生のお話 今から楽しみです。
それまで体に気をつけてくださいね。
ではでは、
Posted by 石垣文子 at 2011年01月10日 21:08
<色:#006600>コメントありがとうございます。
この「<span style="color: #ff6600;">いつも心に切り口を</span>」のシリーズを掲載するたびに新しい方からのコメントがいただけるのがうれしいです。(こちらも、このシリーズだけは時間をかけて書いてますから。)
<span style="color: #ff6600;">子どものどんな様子から読み取っていけばよいのか・・・</span>という事を書いていただいていますが、ここに書くには、ちょっと長くなりそうなので次の「いつも心に・・・」の掲載で触れますね。</色>
Posted by kajioka at 2011年01月10日 21:34
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