2010年05月12日

マスキングテープ考

<色:#006600>今日も
「初めてのデザインセット」の授業があって、
「最初の出会いを良い印象にしたい」という思いから
マスキングテープを使った着彩をおこないました。

最近、このマスキングテープというものについて
ここで記事を書いていたせいか、授業中にふと古い話を思い出しました。

ずいぶんと昔のことですが
ある授業研究会で
「こんなテープに頼っていては、子どもに線からはみ出さないように塗る技能が身につかない」と発言された先生がおられたことを思い出したのです。

その時は、う〜ん{汗}そうかもしれない・・・・
いやいや、何か違うような気もする・・・・みたいな判断保留で、
きっと若かったんでしょうね。
明快に自分を納得させる筋道を持てなかったのです。

確かにその通りなのかも知れませんが
今だったらこう答えるでしょうね。
<色:#ff6600>「線からはみ出さない技能って、そんなに大切ですか。
 ゼッタイ全員が身につけないといけない大事な技能ですか?」
と。

そりゃあ、できるに越したことはないですが、
マスキングテープは所詮、直線部分しか通用しません。
曲線部分の塗り方は別の工夫を教えています。
だから
すべてをテープに頼っているわけではなく、
集中力を発揮して丁寧に塗る場面も、もちろんあるのですが、
<色:#ff6600>そんなことはどうでも良いのです。
それで「技能面もフォローしているよ」と言い訳したいわけじゃないんです。

この授業には2つの目的があって、
ひとつは前述した「良い出会い」によって「美術の印象」を変えたいという肉付け。
そしてもうひとつは「その場面に最適な道具を使い分けて、自分が思う通りの結果を出すという技能」を身につける・・・という骨組み。

「線からはみ出さないようにする技能が身につかないではないか」と怒られても関係ないですよね。
そもそもの「技能」や「目的」の次元が違っているんですから。


posted by kazyhazy at 21:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 授業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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